シトロエンがC3エアクロスを発表。
C3ピカソの後継扱いとなり、「C-エアクロス・コンセプト」として以前に発表されていたコンセプトカーの市販モデルとなります。
最近のシトロエンらしく選択肢が豊富で(日本だとかなり制限されそうですが)90ものエクステリア・コンビネーション、5つの内装デザインをラインアップ。
プラットフォームはオペル・クロスランド、プジョー2008と共通とされ、全長は4.15メートルと非常にコンパクト。
駆動輪はフロントのみでプジョー3008同様と思われる「グリップ・コントロール・システム(ヒル・ディセント・コントロールつき)」を装備しています。
エンジンは3気筒ピュアテックと4気筒ディーゼルをラインアップし、ガソリンエンジンは82馬力、110馬力、130馬力の三種類。
内装だと7インチ・タッチスクリーンを備えるインフォテイメントシステム、ワイヤレスチャージなど先進装備が与えられ、とりわけ若い世代にアピール。
ほかヘッドアップディスプレイ、リアビューカメラ、パークアシストほか、レーンデパーチャーワーニング、ブラインドスポットモニターなど安全装備もオプションとして用意される、とのこと。
現時点では日本への導入や価格などは未定ですが、右ハンドルを製造するのにはそれなりの準備が必要であり、またシトロエンの主要マーケットである欧州の需要が高そうなことを考えると「当分日本にはやってこないかも」しれません。
なお、このセグメントはアウディQ2やこのC3エアクロスなど多数の魅力的な車が出てきており、過密試乗での競合を避けるためかミニは新型クロスオーバーをひとつ上のセグメントへ移行させたのだと思われますが、それだけの価格的メリットがあまり感じられないのも実情で、多くの消費者がQ2やこのC3エアクロスあたりへと流れるのかもしれない、と思います。
シトロエンがC-エアクロス・コンセプトの実車公開。ほぼこのままの姿で市販化?