| パワーウエイトレシオは3.62と1.55 |
カーフェクションによる、アウディRS6アバントとアリエル・アトムとの加速勝負。
アウディRS6アバントは560馬力、重量2030kgというヘビー級ですが、0-100キロ加速は4秒という俊足ワゴン。
一方でアリエル・アトム(3.5R)は重量わずか550キロ、出力は355馬力、0-100キロ加速は3秒という過激マシン。
パワーウエイトレシオだとアウディRS6アバントが3.62、アリエル・アトムが1.55。
そもそも「勝負にならない」と思われたが
エンジンの比較だとアウディRS6アバントは4.2リッターV8、アリエル・アトムは2リッター4気筒スーパーチャージド(シビック・タイプRのエンジン)。
トランスミッションはアウディRS6アバントが8速AT、アリエル・アトムが6速シーケンシャル。
エンジン搭載位置はアウディRS6アバントがフロントで、駆動方式は4WD。
アリエル・アトムはミッドエンジン、駆動輪は後輪のみ。
要は「何もかも違いすぎる」二台の車同士がドラッグレースで競うということになりますが、動画を見ると意外や意外、アウディRS6アバントが驚きの加速を見せてアリエル・アトムと「いい勝負」。
ぼくは「軽さは速さ」だと信じているのでアリエル・アトムが「ブッチギリで勝つ」と考えていたものの、パワーウエイトレシオ差が2倍以上の勝負をアウディRS6アバントは「駆動方式とパワー」でひっくり返してしまった、ということに。
それでは動画を見てみよう
こちらが全然違うクルマを走らせる、はじめから勝敗が見えていそうな、しかし意外な結果に終わる動画「Audi RS6 vs Ariel Atom Drag Race - Carfection +」。
なお動画では「二本勝負」。
一本目はアトムのスタートが良くなく、あわやアトムが負けるのではという内容。
二本目はアトムが抜群のスタートを決めて最初から最後までリードするものの、それでも「大差」とはゆかず、どうやら軽さよりも重要なものがあるようですね。