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アウディが新型A1のティーザー動画投下。巨大なタッチスクリーン装備、操作系は極端にシンプルに?

2018/06/12

| 新型アウディA1の発表はバルセロナ? |

アウディが新型A1のティーザーキャンペーンを開始。
新型A1についてはしばらく音沙汰がなかっただけに「うれしいサプライズ」といった感じですが、ティーザー動画第一弾はダッシュボードに内蔵された巨大なディスプレイに「手書き」で文字を入力するもの。
なお、入力している文字は「バルセロナ(Barcelona)」で、これはデビューが「バルセロナ」ということを意味しているのだと思われます。

購入層が「若い」からこそ思いきれることもある

アウディは先日その「ラインアップ中トップレンジの」Q8をデビューさせたばかりで、次回は「ラインアップ中ボトムの」A1を発表するということに。
かなり忙しく新型車を発表してゆくことになりますが、新型A1は「ボトム」といえども上位モデルに劣らない魅力を持っていると思われ、実際に動画で見るA1の内装はなかなかのもの。

なお、アウディA1は2010年の発売で、これは当時「ミニ」をターゲットとした車。
「プレミアムコンパクト」セグメントではミニの一人勝ちといった状況であり、アウディA1ほか「DS」もここを狙ったものですね。

もともとアウディは「金太郎飴」デザインを好んで用いるメーカーであり、かつドイツ的「質実剛健」を感じさせるメーカーであったものの、「A1だけは」その枠を抜け出すことを意図していて、そのために内外装のデザインも他モデルの共通性が低い「特別感のある」もの。
これはもちろん「ミニへの対抗」という意図もあったと思われますが、「他モデルと共通のデザイン」にしてしまうとどうしても「1」というナンバーから「低く」見られ、となると価格設定も低くしないといけない(利益が取れない)ということへの対策だと思われます。

これは現在の「Q2」にも言えることで、あえて「既存ラインアップ」の枠外から出ることでヒエラルキーにとらわれないデザインや価格設定が可能になったとも言えそう。

新型A1に話を戻すと、おそらくは3ドアハッチバックを廃止して5ドアスポーツバックのみとなるとされ、その意味でも「ミニをターゲット」という考え方は捨てたのかもしれません。
よって、「現行A1の自由さ」つまりアウディの枠にとらわれない発想を持つ一方、現行よりは「いつものアウディに近い」可能性もありそうですね。

ただ、それはデザインの共有といったところではなく、今回のティーザー動画で示すように「テクノロジー」といった部分であり、そしてA1を購入するのは若年層中心であろうということから「思い切って」操作系をタッチやジェスチャー、ボイスコントロールに集約してしまい、インテリアを極力シンプルにしてしまう可能性もありそうです(A8などの上位モデルは、あまりに先進的なインテリアを採用すると客層がついてこれない)。

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さらにアウディは「エンブレムの変遷」も動画にて公開。

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