| アウディR8後継モデルが投入されるかどうかはわからないが、アウディにとってR8をこのままフェードアウトさせるのはあまりにも大きな損失である |
やはりR8のライフが終了する間際には「特大の花火」を打ち上げてほしいものだ
さて、アウディはR8の生産を終了させる意向を持っていますが、少し前には「特別な何かを用意している」と公式アナウンスがなされ、”R8の最終記念限定モデルの登場か”と言われたものの、実際に発表されたのはオンラインコミュニティのようなものであり、多くの人が落胆したのは記憶に新しいところ。
そんなアウディR8ですが、今回R8 LMS GT2にナンバープレートを装着し走行する姿が目撃されていて、つまりR8 LMS GT2の公道走行バージョンが発売される可能性が高くなっています。
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アウディR8 LMS GT2はこんなクルマ
アウディはR8のレーシングバージョンとして「LMS」ラインアップを持っており、ここではGT4,GT3、GT2カテゴリ向けの車両をカスタマー向けに製造販売しています。
そしてこれら競技用車両の販売は比較的好調だといいますが、その中でもGT2カテゴリはジェントルマンレーシングドライバー向けという位置づけで、購入者の中には競技に参加せず「コレクション目的で」これを入手する人もいるもよう。
実際にアウディはコレクター向けのR8 LMS GT2を発売しているので、R8 LMS GT2の人気が高いのは間違いなさそうですね。
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そしておそらく多くの声が上がっていると思われるのが「R8 LMS GT2の公道走行バージョンの発売」であり、今回の車両はアウディがそれに応えるべく投入する車両なのかもしれません。
参考までに、アウディR8 LMS GT2はアウディスポーツがABTスポーツラインと共同にて開発した車両ですが、過去(2016年)にアウディはABTとのコラボレーションにてRS6アバント・パフォーマンス・ノガロ・エディション(705馬力)を発売したことがあり、よって両者は共同開発による市販車を発売する一定のスキームを持っているとも考えられます。
そう考えるとこのアウディR8 LMS GT2の発売が一気に現実味を帯びてくるわけですが、現時点では今回目撃された車両が「市販化を前提としたモデルの市販車なのか」どうかを判別できず、しかしニュルブルクリンクへと持ち込み、実際に走行させているところを見るに、アウディが公式にて何らかのテストを行っているのは間違いのないところ。
公開された動画を見るに、R8 LMS GT2「ほぼそのまんま」のルックスを持っていて、つまりはアグレッシブ極まりないスタイリング。
前後バンパー、サイドステップ、そしてフロントフード、さらには巨大なシュノーケルにリアウイングが目を引くところですが・・・。
このリアウイングは車両の全長を超えているように見えるので(シュノーケルのおかげで全高は超えていないようだ。そう考えるとシュノーケルはリアウイングのハイトを上げるのに有用なのかも)、このままでは一部の市場の法規制にひっかかってしまい、市販が難しいものと思われます。
謎のアウディR8 LMS GT2が走行する動画はこちら
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参照:CarSpyMedia