| アウディは昔からハイパワーなクルマが大好きだった |
CGアーティストの考えた、「AUDU AVUS MK.II」。
「MK.II」となっているからには「Mk.I」も存在するということになりますが、そちらは本家本元のアウディが1991年に発表した「アウディ・アヴス・クワトロ・コンセプト」。
これはV12/6リッターエンジンを搭載するスーパーカーですが、コンセプトモデルのみの発表で実際には生産されず(15億円出せば作ってくれたと言われる)。
クワトロ+アルミボディを持つ、当時としては先進的な車ですが、さらなるトピックは「ガルウイング(シザースドア)」を備えていたこと。
今回の「アヴス・マークⅡ」もやはりガルウイングドアを持っており、もちろんこれは初代を意識したものと思われます。
なお、アウディは最近になって「ハイパーカー投入の可能性」について示唆。
アウディCEO、ルパート・ステッドラー氏自らが「アストンマーティン(ヴァルキリー)、メルセデスAMG(プロジェクト1)への対抗モデルを考えている」と発言。
加えてこれまでも何度となくアウディはハイパーカーの生産を検討していますが、未だかつてそれが実現したことはなく、しかし今こそがその時かもしれません。
なお「アウディ・アヴス・マークⅡ」について詳細は不明ですが、パッケージングを見る限り内燃機関やトランスミッションを内包するだけのスペースはなさそうで、おそらく「フルエレクトリック」と思われます。
同じグループ間でのデザイン共有の意図があると思われますが、ヘッドライトはランボルギーニ風、テールランプはブガッティ・シロン風ですね。