| いったいこのBMW M4 GTSは何者? |
先日に続き、超ハードコアなエアロパーツが付与された「M4GTS」が目撃。
今回は動画、しかも近隣のガソリンスタンドでの給油の様子や、ニュルブルクリンクを走行する様子も収められ、しかもかなり「寄った」ショットも。
ちなみにBMWは「GTS」のかわりに「CSL」の名称を今後用いると発表しており、実際にM1 CSL~M8 CSLまでの商標を取得(ただし商標取得=発売というわけではない)。
「CSL」はBMWでもっともスパルタンなモデル
なお「CSL」はCoupe/Sport/Lightweightを意味し、文字通りクーペボディを持ち、モータースポーツを意識した軽量モデル。
今回BMWではCSLを「M」モデルに対して付与するとしており、ヒエラルキーとしては下から「M」「M+コンペティション」「M+CS」「M+CSL」となり、つまりCSLがつくモデルは「もっともスポーツ性が高い」ということに。
BMWが「CSL」を復活させると再度明言。GTSとの置き換えにてMモデルの最上位グレードに
BMWがM1CSL〜M8CSLまでの商標取得。「CSL」「CS」モデル拡充への準備を開始
BMWは「CS」「CSL」シリーズ復活を明言。一方でM1の後継については「絶対ない」
過去のCSLだとE9世代に「3.0CSL」、2003年にはE46 M3にCSLが発売されています。
その後はコンセプトカーとしてではあるものの2015年に3.0CSLオマージュ/3.0CSLオマージュRが公開。
そして「CS」という名を持つモデルとしては2017年にM3 CSが発売されていて、これは454馬力、-50キロというスパルタンモデルでもありますね。
やはり市販モデル前提の設計?
今回目撃された謎のBMW M4ですが、リアウイング、テールランプはこんな感じ。
テールランプはOLEDで、リアウイングはまっすぐ屹立していることがわかります。
なお、この「まっすぐ」というのはちょっとしたポイントで、車体の全長が変わらないということになって(全高もルーフの高さまでに収められている)、各国の法規制に対応できる=市販を考えている、ということに。
リアディフューザーも同様で、幅や後ろへの出っ張りも「車体サイズ」内に。
かなり直接的ではあるものの、M4 GTS同様のサイドウイング。
それでは動画を見てみよう
こちらが謎BMW M4に接近し、ニュルブルクリンクを走行する様子を捉えた動画、「HARDCORE BMW M4 GTS 'CSL' SPIED TESTING AT THE NÜRBURGRING」。
実際にサーキットを走る際のサウンドはまさに暴力的です。