| BMW 2シリーズクーペは、現行モデルから大きな変更が見られそうだ |
さて、今日のニュース、新型車編。
今回はドイツ車についてお届けしたいと思いますが、まずはメルセデスAMG GTブラックシリーズ。
先日は人気ユーチューバー、Shmee150氏がAMG GTブラックシリーズを盗み出すという設定のプロモーション動画を公開しているものの、今回は「影よりも速い」と題した投稿を自身のFacebookページ上にて行い、カバー写真もAMG GTブラックシリーズへと変更しています。
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【動画】メルセデスAMG GTブラックシリーズが公式公開!人気ユーチューバーがネタのためにAMG施設から車両を盗み出す?(という設定)
| それにしてもリアウイングの大きさはヤバい | さて、昨日その姿がリークされた新型メルセデスAMG GT ブラックシリーズ。「ブラックシリーズ」はAMGの頂点を極めるモデルでもあり、サーキットに特化 ...
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なお、「影よりも速い」で思い出すのは小説「くらやみの速さはどれくらい(エリザベス・ムーン著)」。
そのなかで「くらやみは光よりも速いかもしれない。くらやみは光のずっと先にあるから」というセリフがあって、暗さにも速さがあると考えるのは面白い、と思った次第です。
それはともかく、新型メルセデスAMG GTブラックシリーズに話を戻すと、現時点ではスペック等一切不明。
ただしメルセデスAMG史上もっともパワフル、そしてもっともニュルブルクリンクで速いタイムを記録するのは間違いないと思われ(6:58で走るという噂もある)、数日後(7月15日)に迫った発表を待ちたいところです。
全然関係のない話ではありますが、なぜブラックシリーズが「ブラック(という名称を用いている)」なのか語られたことはないと記憶していて、しかし欧州では(ロールスロイス)”ブラックバッジ”、など、いくつかそのモデルやラインアップの頂点に君臨するシリーズに「ブラック」を用いることがあるようです。※なぜか「ホワイト」ではない
日本だと「ブラック」は「ブラック企業」などネガティブなイメージがあるものの、これらネーミングを見ていると、むしろ欧州ではポジティブなイメージもあるようですね。
ちなみにエコカーだと「グリーン」を名称やボディカラーで強調したりという例もあり、欧州では日本以上に「カラーとイメージ」との結び付きが強いのかもしれません。
参照:Mercedes-AMG
新型BMW 2シリーズはデザインに期待
そしてこちらはフルモデルチェンジ版となる新型BMW 2シリーズ・クーペ。
BMWは新型2シリーズ「グランクーペ」を発表していますが、こちらはFFベースの4ドアクーペというパッケージング。
2シリーズのラインアップはややこしく、現在だと「2シリーズ・クーペ」「2シリーズ・カブリオレ」「2シリーズ・グランクーペ」「2シリーズ・アクティブツアラー」「2シリーズ・グランツアラー」という構成となっていて、クーペとコンバーチブルはFR、グランクーペはFF(4WDも選択可)、そしてアクティブツアラー/グランツアラーはFFベースのミニバン(4WDも選べる)。
つまり「2シリーズ」とひとくちに言えど、ほかシリーズ以上に様々なボディタイプと駆動方式を持っているわけですが、現行モデル同様に「FR」を維持すると言われていて、グランクーペやアクティブツアラー、グランツアラーとは基本的に異なるクルマになりそう。
今のところ新型2シリーズ・クーペに関する情報は少なく、しかし当然「M2」「M2コンペティション」、おそらくは「M2 CS」が設定されることになるものと思われ、よってベースグレードであってもそれなりのポテンシャルを持つ、ということになるのかも。
ただ、新型BMW 2シリーズについて、パフォーマンスよりも注目すべきはその「デザイン」だと思われ、これまでのBMWとは異なるヘッドライト周り、リアフェンダーの処理がカモフラージュ越しにも確認でき、いったいどうなっているのか、と興味を掻き立てられています。※新型4シリーズについて、そのプロポーションに大きな変化はなかったが、新型M2クーペは現行と大きく異るプロポーションを持つように見える
参照:Motor1