【動画】その価格1680万円、日本限定3台のみの「BMW X7 西陣エディション」！すでに1台が売れたようだ

2021/09/24 2024/04/05

｜　BMW X7 西陣エディションのコンセプトは「光と色彩の移ろい」　｜

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内外装にはBMW”インディビデュアル”によるカスタムが施され、その価格は430万円アップ

さて、ここ最近高額な限定モデルを連発しているBMWジャパン。

今回はなんと3台のみ「BMW X7西陣エディション（1680万円）」を発売すると発表し、9月22日よりBMWオンラインストアにて受注を開始しています（すでに1台が売れたようだ！）。

ベースモデルとなるのは48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載したBMW X7 xDrive40d Pure Excellence（1250万円）で、BMWのパーソナリゼーション部門「インディビデュアル」が内外装のカスタムを担当。

やはり最大の特徴は”日本が世界に誇る西陣の色彩芸術”をインテリア・トリムおよびフロント・センター・アームレストに採用したこと。

外装色は「カスタムカラー」

このBMW X7西陣エディションの外装色はBMWインディビデュアル専用カラーの「アメトリン」。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/51507784205/in/dateposted-public/

BMWによると「複数の顔料を巧みに使い､多層塗りによる深みのある色彩を実現」したとのことで、このアメトリンは光の当たる角度によってその色の変化（レッド、ブルー、イエロー）を楽しめるカラーだとしています。

内装色は「アイボリーホワイト」に西陣

アメトリンに組み合わせられる内装色は「アイボリー・ホワイト・カラー（フル・レザー・メリノ）、ルーフライナーはアルカンターラ。

そして最大の特徴は「西陣織」を内装に採用したこと。※画像の西陣織ルーフライナーは実際には採用されず、ここはアルカンターラになるらしい

この西陣織が採用される部位はまずフロント・センター・アームレストで、こちらを手掛けたのは「1889年創業の老舗西陣織メーカーである株式会社加納幸」。

このアームレストについては、まず”箔装飾したメリノ･レザーを細く裁断し、その一本一本の表面を引いて確かめながら絹の経糸（たていと）と繊細に織り込むという西陣の引箔技法”を用いたといい、”更に､卿雲をイメージした白い立体模様の織を加えた”と紹介されていますが、とんでもなく手間のかかった手法ということになりそうです。

ダッシュボードのトリムには｢五色金重ね｣。

これは「金銀箔や顔料を表面に塗っては敢て塗りつぶし、架飾工程を5回も繰り返すことで色彩に深みを出す」伝統技術だといい、これは京都･西陣で箔屋としての歴史を重ねてきた村田商店の直営工房となる有限会社楽芸工房が手掛けたものだそう。

センターコンソールも同様で、BMWによると「幾重にも重ねられた金銀箔や様々な顔料による立体的な輝きと深みのある色彩が、室内に入り込む光を受けて季節や時間毎に表情を変え、優雅さをたたえた高貴な煌めきで室内を彩る」と表現されています。

このBMW X7西陣エディションは、「光と色彩のうつろい」をコンセプトにしたといいますが、たしかに「当たる光によって色味の変わるボディカラー」、「室内に入る光によって表情を変えるインテリア」によって見事にそのコンセプトが再現されているということになりそうですね。

BMW西陣エディションを紹介する動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=s4shHd3gddE

【動画】その価格1680万円、日本限定3台のみの「BMW X7 西陣エディション」！すでに1台が売れたようだ

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