
| 近年は機械的なトラブルがなくとも「電子的な問題で」リコールがなされるケースが少なくない |
対象車種は21、影響を受ける台数は1,129台
ビー・エム・ダブリュー株式会社がBMWおよびMINIブランドの複数モデルにおいて、安全確認用のカメラ映像が表示されなくなる不具合があるとして国土交通省へとリコール(回収・無償修理)を届け出ることに。
対象車種には人気のコンパクトSUV「X1」や「MINI カントリーマン」など多数が含まれており、ここではその対象車種や問題の内容、どのような影響があるのかを見てみたいと思います。
この記事の要約
- ビー・エム・ダブリュー株式会社が、BMWおよびMINIの計21車種(1,129台)を対象としたリコールを国土交通省に届け出
- ヘッドユニットの制御プログラム不具合により、車両再始動時にカメラ映像がモニターに表示されないおそれがある
- 改善措置としてプログラムの書き換えが実施され、店舗入庫のほか準備が整い次第OTA(遠隔配信)でも対応予定
BMW・MINI リコールの概要
今回のリコールは、車載情報表示用コントロールユニットである「ヘッドユニット」のプログラムに関する不具合で、対象となる車両の製作期間は令和5年11月7日から令和7年3月28日までの計1,129台(21車種)にも及びます。
| 項目 | 詳細 |
| リコール届出日 | 令和8年10月1日 |
| 対象メーカー | ビー・エム・ダブリュー株式会社(BMW / MINI) |
| 対象台数 | 計1,129台(21車種、22型式) |
| 不具合件数 | 2件(事故の発生は0件) |
| 主な対象モデル | BMW X1, X2, X3, iX1, iX2 / MINI カントリーマン, Aceman 等 |

不具合の原因と改善策
不具合の具体的な内容、そしてメーカー側が実施する改善措置についての詳細は以下の通り。
不具合の状態と原因
ヘッドユニットにおいて制御プログラムが不適切なため、電源オフ時にユニット内部が異常状態となることがあります。これにより、次回エンジンやシステムを始動した際、直前直左確認用のフロントカメラおよびサイドカメラの映像がセンターディスプレイに表示されず、保安基準に適合しないおそれがあります。
国土交通省
改善措置の内容
対象の全車両に対してヘッドユニットの制御プログラムを対策仕様に書き換える作業を無償で実施するとアナウンスされ、対処方法は以下のいずれかを選択可能。
- 販売店(ディーラー)での対応:店舗に入庫し、診断機を接続してプログラム書き換えを実施。
- 遠隔配信(OTA)での対応:準備が整い次第、車両へデータを直接配信し、ユーザー自身でインストールを実施。

対象車種一覧と市場への影響
今回のリコールは最新世代のインフォテインメントシステムを搭載したコンパクト〜ミドルサイズモデルを中心に広範囲へ影響しており・・・。
- BMW
- X1シリーズ(sDrive18i, xDrive20i, xDrive20d, M35i xDrive)
- iX1シリーズ(eDrive20, xDrive30)
- X2シリーズ(xDrive20i, M35i xDrive) / iX2 xDrive30
- X3シリーズ(20 xDrive, 20d xDrive, M50 xDrive)
- MINI
- MINI カントリーマン(C, D, E, S ALL4, SE ALL4, JCW ALL4)
- MINI Aceman(E, SE, JCW E)
いずれも日常使いからロングドライブまで幅広く支持されている主力モデルでもあり、安全確認に関わる映像が表示されない状態は事故のリスクにつながるため、速やかな対応が求められているというのがいま現在。

愛車が対象だった場合の対応
今回の不具合は市場からの情報提供によって発覚しており、これまでに事故の報告は幸いなことに「ゼロ」。
しかし安全なドライブのために早めの対応が推奨され、対象車両の所有者には、ダイレクトメールや車両のインカーコミュニケーションメッセージを通じて通知が行われ、また公式ホームページ等でも対象の車台番号を確認可能。
通知を受け取った場合や不安なオーナーは速やかに最寄りの正規ディーラーやカスタマー・インタラクション・センターへ相談してみることをおすすめします。
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参照:国土交通省











