| そのパフォーマンスについては「サプライズ」があるかもしれない |
コロナウイルスの影響により、直前にて開催が中止になってしまったジュネーブ・モーターショー。
各自動車メーカーともジュネーブで新型車を発表しようと準備を進めていたわけですが、気になるのがショーが中止となったことで発表の場を失ったニューモデルたちの行方。
せっかく準備を進めてきたので「どこかで発表せなばならない」わけですが、おそらく多くはオンラインでの発表になると思われます。
もともとジュネーブに不参加予定だったメーカーも
なお、ランボルギーニはじめいくつかのメジャーメーカーはもともとジュネーブ・モーターショー不参加を表明していて、これは「オンラインやプライベートイベントで新型車を発表したほうが効率がいいから」。
ランボルギーニのような知名度の高いメーカーの場合は、ショーの集客力を借りずとも、現代であればSNSの拡散によって十分にニューモデルを周知できるということがそのココロ。
ただ、少量生産、かつ新興メーカーの場合はジュネーブ・モーターショーというメジャーなショーが持つ集客力を利用しないと自社の製品(新型車)を世に知らしめる機会がなく、よって(ジュネーブ・モーターショー中止の影響で)痛手を受けたのは大手メーカーよりも新興メーカーの方なのかもしれません。
ポルシェは素早く方向を転換
話がそれましたが、ポルシェもジュネーブ・モーターショーにて新型車を発表しようと用意をしていたメーカーの一つで、その新型車とは911ターボS。
つまり911ターボSも発表の場を失ったということになり、しかしポルシェは即方針を変更し、オンラインでの発表へとシフトしています。
そして今回公開されたのが、3月3日に再設定されたオンラインでの発表予定、そしてそのティーザー動画。
このティーザー動画では多くを知ることはできず、わかるのはフロントのごく一部だけとなっています。
ただ、このティーザー動画にて確認できるフロントバンパーのエアインテーク等を見るに、これまでにリークされた画像と同じデザインを持っていることがわかり、リーク画像が「本物」であったことも立証されたわけですね。
新型ポルシェ911ターボSが発表前にリーク!ブレーキキャリパーは謎の「ブラック」、そのほかにも謎仕様が存在
その他にはこんなリーク画像もあり、外観についてはおおよそが判明したと考えて良さそうですが、やはり911ターボSは911シリーズのフラッグシップということもあり、気になるのはそのスペック。
こればかりは正式発表を待たねばならず、3月3日までのお預けとなりそうですね。
なお、ポルシェにとって今回は「やむなく」オンラインでのニューモデル発表となるわけですが、これが大成功となると、「やっぱりショーに出展する必要はなかったのか・・・」ということになり、今後はポルシェもモーターショーへの不参加を表明するのかも。
そういった意味では、今回の「ジュネーブモーターショー中止」について、今回だけの影響ではなく、多くのメーカーが今後の出展を見直す契機となる可能性があり、となると今後におけるジュネーブ・モーターショーそのものの存在意義を問われることにもなりそうです。
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VIA:DPCcars