| パンチパーマやリーゼント、ロンタイはもう見なくなったな |
さて、高品質なエキゾーストシステムを製作することで知られるIPEエキゾースト。
今回はなんと日本の暴走族をイメージしたという「竹ヤリ」エキゾーストを公開しています。
なお、動画を見る限りでは1/3ほどの人が低評価を入れており、このスタイルに否定的な人もけっこう多いようですね(安心した)。
エキゾーストシステム本体は「カモフラージュ」
なお、この竹ヤリ部分を除くエキゾーストシステム本体はなんと「カモフラージュ」。
これはセラミックコート上に再現しているとのことですが、なかなかに面白い仕様ですね。
エキゾーストシステムが目視できるクルマはそう多くありませんが、今後こういった「カラーエキゾースト」が流行るのかもしれません。
そこに装着されるのはチタン製竹ヤリ
そしてテールパイプから延長されるアイテムとしてチタン製の竹ヤリが登場。
ちゃんと焼色が入っています。
そして取り付けた状態がこう。
ちょっとわかりにくいのですが、脱落防止のためにリアウイングのステーに補強バーを追加し、そこから伸ばしたパイプにてこの竹ヤリを保持しているようですね。
冷静に考えると、重量がかさみ(しかもリアオーバーハング)、空気抵抗になり、さらに重心も高くなってしまうという三重苦を背負ってしまうパーツで、しかもこれによる性能向上は「ゼロ」だと思われます。
さらにこれを取り付けているのがポルシェの中でももっとも走りに対してピュアな911GT3であり、ここが多くの人の反感を買う理由なのかも。
竹ヤリ、出っ歯は日本の文化?
なお、シャコタン、ハの字、竹ヤリ、出っ歯、オーバーフェンダーは族車の「定番」。
これらは基本的に「なにもイイことはない」改造ではありますが、1970年代から現代に至るまで生き残っているカスタムでもありますね。
そしてちょっと不思議なのが、こういったクルマに乗っていた「リーゼント」「パンチパーマ」「長ランとボンタン」「ロンタイ」「レディース」な人々は(ほぼ)絶滅してしまったのに、クルマのカスタムだけはなぜ生き残ったのかということ。
その意味では、こういった族車カスタムは「タイムレス」でもあり、今後も長きにわたって生存してゆくのかもしれませんね。
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参照:ipeexhaust