【動画】新エアロパッケージでテストを行う新型ポルシェ911GT3RSの試作車が目撃！ドアハンドルが旧型に戻され、「数十グラムでも軽量化」？

｜　おそらく新型ポルシェ911GT3は「誰もが驚く」スペックとパフォーマンスが与えられることになりそうだ　｜

ポルシェはGT3、とくにRSモデルでは絶対に妥協しない

さて、2021年後半に発表されると目されていた新型ポルシェ911GT3RSですが、現時点でも様々なバージョンがテストされていることから、いまだ開発が終了していないものと思われ、その発表はおそらく2022年にずれこむことになりそうです。

そして今回、ニュルブルクリンクにて「今までとは異なる」エアロパッケージを持つ911GT3RSが目撃されており、ポルシェが様々な可能性を追求していることも伺わせます。

今回目撃された新型911GT3RSはこんな仕様を持っている

そこでこの度目撃された911GT3RSのプロトタイプについて、今までの試作車と異なるのはまずフロントフェンダー。

従来の試作品に比較するとよりワイドになっているように見え、上部のエアアウトレットにはカバーが取り付けられているようですね。

さらにはフロントフェンダー後端、つまりドアの前にもレーシングカーのような大きなギャップが見られ、ここからもエアを抜くことになりそうです。

そのほか、超高速域での安定性を狙ったものと思われるルーフ上のフィンも確認可能。

ちょっと面白いのは、これまでの試作車が装備していた「ポップアップ式ドアハンドル」から「991世代と同じような形状の、通常のドアハンドル」に戻されていること。

この理由は不明ではあるものの、ポルシェは”ポップアップハンドルを動作させるためのエレクトリックモーター”の重量増加すら嫌い、これまでの「手動式」へと変更したのかもしれず、しかしもちろんそのぶん空気抵抗が増えることになり、ここは「想定の上でのトレードオフ」なのかも（まだ最終決定ではないとも考えられる）。

そのほかはこれまでのプロトタイプと同様に見えますが、未だリアバンパー下部の構造については明らかにならないままですね（けっこうなボリュームを持っており、何かがあるのは間違いない）。

新型ポルシェ911GT3RSが驚愕の運動性能を誇るのは間違いない

現時点では、新型ポルシェ911GT3RSの性能についてなんらかの情報提供が（ポルシェから）あったわけではなく、よってそのスペック等については知ることができず、ただポルシェは世代を交代させることに911GT3/GT3RSの性能を飛躍的に向上させており、たとえば新型（992）GT3ではニュルブルクリンクのラップタイムが仙台に比較して17秒も速くなっています。

よって新型911GT3RSでも同等かそれ以上のタイム短縮を期待でき、もしかするとニュルブルクリンク「最速」に届くレベルとなるのかもしれません。

実際のところ、プロトタイプの外観を見ても「ロードカーとは思えない」仕様を持っており、並外れた性能が与えられるであろうことも容易に想像できますね。

新型ポルシェ911GT3RSは「新しいエアロパッケージで」走行する動画はこちら

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参照：CarSpyMedia