| 新型ポルシェ911GT3 RSの発表までは一ヶ月、とにかくそのパフォーマンスには注目が集まる |
画像を見る限りだとロードカーというよりは完全にレーシングカー
さて、ポルシェは新型911GT3 RSの発売に向け精力的にテストを行っているという状況ですが、今回3Dモデルの画像が流出することとなっており、そのディティールが判明することに。
この新型ポルシェ911GT3 RSには530〜550馬力を発生する4リッター・フラットシックスが積まれると言われていますが、その過激なパフォーマンスに負けず、(流出した画像によると)その外観もまた過激極まりないといった印象です。
新型ポルシェ911GT3 RSはこんな外観に
そしてこちらがそのポルシェ911GT3 RSのモデリング画像。
(先日ぼくのYoutube動画を紹介いただいた)The Supercar Blogへと読者からの提供があったとのことですが、出どころはわからず、真贋の判定はできないものの、これまでに目撃された911GT3 RSのスパイフォトや動画を見るにどうやら「本物」。
もしかするとポルシェがライセンスを供与するミニカーメーカーなどに提供するデータなのかもしれませんが、いかなるスパイビデオ、スパイフォトであってもここまで細部がわかるものはなく、かなり貴重な画像だと思います、
ざっとフロントから見てゆくと、911GT3と共通のフロントバンパーを持つようにも見えますが、下部にはウイングレットのついたリップが取り付けられており、フロントフェンダーも大きく張り出していることがわかります。
フロントフード、そしてフロントフェンダーにはダクトが設けられ、ここからエアを排出する構造を持っており、フロントフェンダーの後部からもガバっと空気を抜くようですね(これだけ後ろから空気を抜くのであれば、フェンダー上のルーバーはいらないんじゃないか・・・)。
そしてドアやサイドステップ形状も専用となり、もしかするとすべての外装パーツが911GT3 RS専用となり、何らほかモデルとの共通パーツが存在しないかもしれません。
ちなみにドアハンドルは992世代の911が持つ「ポップアップ式」ではなく、991世代の「アイロン型」へと逆戻りしていますが、これは「ポップアップさせるためのモーターが不要」ということから軽量化を優先したためだと思われます。
おそらくはリアフェンダーも専用デザインとなるものと思われ(大きく張り出しているためか、テールランプとの境界に段差がある)、リアウイングはこれまでのスパイ画像や動画で見た通りの超巨大バージョン。
全体的に見て、これが公道を走るクルマとは思えませんが、ポルシェは(993世代のGT2がそうであったように)ときどきとんでもないクルマを出してくる会社だということを思い起こさせます(最近のポルシェはすっかりオシャレになってしまったので、そういった会社ということをつい忘れがちではあったが)。
新型ポルシェ911GT3 RSにはピレリの新製品が装着?
そしてこちらはニュルブルクリンクタクシー運営者が捉えた新型ポルシェ911GT3 RSの姿ですが、「ピレリ・トロフェオRS」なるタイヤが装着されており、どうやらこれはピレリの新製品ということになりそうです。
ちなみにハイパフォーマンスタイヤというとこれまではミシュランが高いシェアを誇っていたものの、最近はピレリが勢力を伸ばしており、その牙城を崩しにかかっているようですね。
新型ポルシェ911GT3 RSがニュルブルクリンクを走る最新の動画はこちら
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参照:The Supercar Blog