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ポルシェ911のスペシャリストによる993レストモッド「993R」!レース用パーツを組み込み180kgも軽量化、創業者は9歳からポルシェを運転しているという筋金入り

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ポルシェ911のスペシャリストによる993レストモッド「993R」!レース用パーツを組み込み180kgも軽量化、創業者は9歳からポルシェを運転しているという筋金入り

| ポルシェ911のレストモッド市場はまだまだ大きく盛り上がりそうだ |

911だけではなく944、968、928のレストモッド需要も小さくないと思われる

さて、ポルシェ専門のカスタムファクトリー、ポール・ステファンズ・オートアートが最新作である「993R」を公開。

このポール・ステファンズ・オートアートは2002年にスタートしていますが、設立者であるポール・ステファンズは6歳で運転を覚え、9歳ではじめてポルシェ911をドライブしたという筋金入りのポルシェ・ファナティック。

成人してからはポルシェを専門とする会社を設立し、その後に設立したのがポール・ステファンズ・オートアートですが、ここでは最新の機能と性能を備えつつ、しかしクラシックなスタイルを持ったレストモッドを手掛けています。

生産できるのは年に数台というので広く知られることはないファクトリーではあるものの、ポール・ステファンズと同じ熱意を持つ顧客からの熱狂的な支持を集めているようですね。

ポール・ステファンズ・オートアート 993Rはこんなクルマ

そこでこのポール・ステファンズ・オートアート 993Rを見てみたいと思いますが、これは顧客から「993型911のすべての部分を25%改良したい」という依頼を受けて開始されたプロジェクトで、完成には(コロナウイルスの影響で大幅に遅れ)5年を要したと紹介されています。

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993Rにはポルシェのモータースポーツ部門による競技用部品に加えてポール・ステファンズ自身が設計したパーツが組み込まれていますが、その特徴をひとことで言うなら「軽量でパワフル」。

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搭載されるエンジンは3.8リッターへと(200cc)拡大された空冷フラットシックス、最高出力は272馬力から360馬力へと大きくアップし、レブリミットは7,400回転から8,500回転に引き上げられているというので、その精度も大きく向上していると考えて良さそうですね。

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エンジン内部には997世代の911GT3用クランクシャフトとベアリング、993世代の911RSR用ピストン、ポルシェ・モータースポーツ製アジャスタブルロッカー、さらにポール・ステファンズ製カムシャフトが組み込まれ、スロットルボディはポール・ステファンズ製、補機類としては911GT3(997)用オイルポンプが組み合わせられます。

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なお、シャシーの継ぎ目は「スポット増し」どころではなく「すべて溶接」、さらにはロールケージもボディに直接溶接され、足回りにはポルシェ・モータースポーツ製のパーツに加えて自社製アクティブサスペンションも。

なお、ホイールは996世代の911GT3(後期)っぽいデザインを持っているようですね。

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ボディパネルの多くは作り直されており、フロントバンパーのエアインテークはカレラGT風、ただしボディ下回りには最近のハイパフォーマンスカーのような派手なエアロパーツ、そしてカナードなどは存在せず、まさにシンプルそのもの(このあたりはルーフっぽくもある)。

そしてエンジンフードにはけっこう角度がキツいダックテール式リヤスポイラーが装着されています。

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ポール・ステファンズ・オートアート 993Rのインテリアはこうなっている

そしてこちらはポール・ステファンズ・オートアート 993Rのインテリア。

大きく純正と変わるものではないものの、軽量化がとことん追求され、グローブボックス、センターコンソール、パワーウインドウ、ラジオ、はてはエアコンに至るまでが取り外され、ドアインナーハンドルは軽量なストラップ式に。

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シートはカーボン製フルバケット、そしてステアリイングホイールやペダルなど金属パーツはすべてブラックにて仕上げられてスパルタンな雰囲気も。

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一方でタコメーターの文字盤はバーガンディー(これを見るとレッドゾーンは7000回転から)。

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ただし高級感を損なうようなカスタムは施されておらず、シート中央部には編み込みレザーが使用されるなど、むしろ高級感も感じられます。

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リアシートがあった場所(クッションはあるが座ることは難しいだろう)はレザー仕上げ。

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フロントトランク内も美しく仕上げられ・・・。

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グローブボクスが廃止されることで行き場を失った車検証などはここへ収められます(ケースも専用に作り直されている)。

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ロールケージの「クロス」部分は溶接跡が見えないようにレザーが巻かれ、ポール・ステファンズのロゴが刻印ずみ。

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こういった数々の軽量化はポール・ステファンズ・オートアートの基本思想でもある「Less is More」を表しているといい、その甲斐もあって車体重量は(993世代の911カレラ2の1,379キロに比較しても大幅に軽い)1,200kg。

ポール・ステファンズ・オートアートではこの993R、そのほかのカスタムについても受け付けており、ポール・ステファンズ氏によれば、顧客の要望を聞きながらその要望を満たし、かつベスト・オブ・オートアートを作るのが自分の使命なのだ、とも語っています。

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参照:Paul Stephens Autoart

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