| どんな状況においても「超」高級ブランドはやっぱり強い |
当然ではあるが、特徴のないブランドはやっぱり弱い
さて、2022年7月の輸入車登録台数が公開。
全体的には前年同期比75.3%となっていて、トレンド的には大きな変化はないもよう。
ちなみに上位を見てみると、本年累計においてBMWがフォルクスワーゲンを抜いて2位に浮上する寸前であり、ミニもまたアウディを抜きそうなので、上位の並びにちょっとした変化が生じそうですね。
やはり「売るクルマ」がないと辛い?
そしてこの販売動向を見ていると、アルファロメオやジャガーといった「新車」がないブランドの販売はかなりキツく、そしてジープやロールスロイス、アルピナのように競合がおらず特定分野に特化したクルマはコンスタントに売れているもよう。
ここしばらく順調に伸びてきたボルボ、そしてプジョーについては「欲しい人に行き渡った感」も強く、ここ最近はちょっと伸び悩んでいるようですね(そう考えると、新しいファンの獲得は非常に重要である)。
なお、マセラティ、マクラーレンはそれぞれMC20/グレカーレ、そしてアルトゥーラの納車がこれから期待できるので来月以降に大きく伸びてゆく可能性があるのかも。
最も販売が伸びたのはヒョンデであり、7月は60台を登録して「前年比15倍」、ランボルギーニも大きく伸びて前年比2.3倍となっています。
2022年7月の輸入車登録台数はこうなっている
ブランド | 当月販売台数 | 昨年同期比 | 今年の累計 | 昨年同期比 |
メルセデス・ベンツ | 3,325 | 79.1% | 27,676 | 87.2% |
フォルクスワーゲン | 2,231 | 73.1% | 16,964 | 83.3% |
BMW | 2,285 | 92.2% | 16,334 | 75.8% |
アウディ | 1,402 | 71.0% | 11,307 | 76.3% |
MINI | 1,046 | 68.8% | 10,380 | 97.4% |
ボルボ | 821 | 67.2% | 8,857 | 91.8% |
ジープ | 1,020 | 103.3% | 5,970 | 71.5% |
プジョー | 705 | 62.2% | 4,755 | 55.8% |
ポルシェ | 312 | 68.7% | 4,380 | 100.0% |
ルノー | 870 | 109.6% | 4,895 | 98.6% |
フィアット | 305 | 60.5% | 3,779 | 97.8% |
シトロエン | 184 | 32.0% | 2,894 | 72.3% |
ランドローバー | 182 | 58.7% | 2,431 | 77.6% |
アバルト | 145 | 89.5% | 1,769 | 119.6% |
アルファロメオ | 72 | 37.1% | 997 | 73.3% |
ジャガー | 31 | 26.5% | 599 | 87.7% |
フェラーリ | 149 | 149.0% | 881 | 132.3% |
マセラティ | 50 | 49.0% | 693 | 117.9% |
DS | 36 | 40.9% | 384 | 69.1% |
ランボルギーニ | 70 | 233.3% | 356 | 118.3% |
キャデラック | 65 | 118.2% | 490 | 111.4% |
ベントレー | 76 | 95.0% | 350 | 95.9% |
フォード | 23 | 51.1% | 213 | 69.2% |
ダッジ | 47 | 80.9% | 288 | 80.9% |
ロータス | 12 | 54.5% | 161 | 100.0% |
マクラーレン | 14 | 93.3% | 76 | 67.3% |
アストンマーティン | 41 | 157.7% | 233 | 86.6% |
ロールスロイス | 17 | 130.8% | 151 | 113.5% |
シボレー | 64 | 83.1% | 367 | 98.9% |
アルピナ | 32 | 114.3% | 174 | 90.2% |
ヒュンダイ | 60 | 1500.0% | 140 | 1166.7% |
ブガッティ | 0 | % | 3 | 75.0% |
輸入車計 | 15,712 | 75.3% | 131,465 | 83.8% |
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参照:日本自動車輸入組合