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まさかの「ブラウンGP復活」?公式ツイッターにニューマシンの謎投稿、ポルシェとのタッグにてF1復帰説が流れるが

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まさかの「ブラウンGP復活」?公式ツイッターにニューマシンの謎投稿、ポルシェとのタッグにてF1復帰説が流れるが

| ディズニー+で制作中のドキュメンタリーのプロモーションだとも考えられるが、それにしてはF1マシンの画像が新しすぎる |

いずれにせよ、なんらかの新しい動きには期待したい

さて、ブラウンGPが公式ツイッターアカウント(認証済み)に「On this day in 2009 [Nov. 16], Brawn GP changed forever.」というキャプションをつけた謎の投稿を投下。

この日付はブラウンGPが設立された日ではなく、ブラウンGPがメルセデスへと売却された日を示しています。

ちなみにブラウンGPについては(ネットフリックスのフォーミュラ1シリーズに対抗してか)ディズニープラスにて4部構成のドキュメンタリーが製作される予定であり、そのタイトルは「Brawn: The One Pound Formula 1 Team」、ナレーションはキアヌ・リーブスが担当することがアナウンスされています。

ただしその姿は現代のF1そのもの

よって、この謎の投稿については、そのドキュメンタリーの予告とも取れないことはないのですが、気になるのは粗い解像度ながらもその姿が2009年のF1マシン「BGP001(下の画像)」ではなく最新のF1マシンのように見えること。

そのためにブラウンGPがF1へと復帰するんじゃないかという予測が出ていて、以前にはアウディとの提携をほのめかすような投稿も行っていたことも思い出され、しかしアウディは結果的にザウバーをパートナーに選んだためにこの線は打ち消されています。

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ただ、ここで浮き上がってくる一つの線が「ポルシェとの提携」。

ポルシェは2026年のF1復帰を目指してレッドブルとの交渉を重ねてきたものの、主導権の問題にてこれが決裂してしまい、現時点ではポルシェがF1へと参戦する道が閉ざされているわけですね。

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ただ、ポルシェとしてはF1復帰を諦めていないとも報じられており、そこにこのブラウンGPの投稿が重なったため、「ブラウンGPとの提携」がウワサされている、ということに。

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しかしながらブラウンGPのF1復帰は現実的ではなく、というのもすでにリソースはメルセデスにわたっており、現在はなんらF1チームとして機能する設備や技術を持っていないであろうこと、そしてロス・ブラウンが(リバティ・メディアとの契約によって)現在F1のマネージング・ディレクターを務めているため、自身が個人名を冠したチームをF1に参戦させることは利益相反につながるために法的な問題が介在するから。

ただ、ロス・ブラウンがF1のマネージング・ディレクターを辞してまで自身のチームを再始動させる可能性も否定できず、現職にとどまるにしてもその名称を第三者が買い取って新規チームを作ることも考えられないでもないですが、そこまでやる価値、そもそもの勝算を考えると、これらもちょっと現実とはなりにくいかもしれません。

ブラウンGPはまさに「奇跡」だった

このブラウンGPについては、ぼくは「F1史に残る珍事」だったと考えていて、それは「とんでもない番狂わせ」だったから。

もともとこのチームは、それまでホンダがF1参戦していた組織や設備をまるごと(当時ホンダF1チームの幹部だった)ロス・ブラウンが2008年12月に買い取ったことによって(2009年に)発足しています。

それまでホンダはF1で勝てず、赤字を垂れ流し続け、(ホンダの業績悪化もあって)社内でもF1継続の是非が問われていたためにF1撤退を決めてロス・ブラウンに「わずか1ポンド」で売却していますが、ロス・ブラウンはその「勝てない」チームをほぼそのまま引き継ぎ(ドライバーラインアップもホンダと同じジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロだった)参戦することになるわけですね。

ただ、チームの買い取りから参戦まで時間がなく、よってホンダが開発を進めていたF1マシン(RA109)をそのまま使用し、ただしホンダの撤退によってエンジンを別途探す必要が生じたので、急遽メルセデス製のエンジンを搭載したマシンにて2009年3月にようやくシェイクダウンを行うまでにこぎつけるものの、つまり開発期間はわずか3ヶ月、そして1月と2月のテストにも参加できなかったという状態のままデビューを迎えます。

そんな状態なので誰もブラウンGPに注目しておらず、スポンサーもデビュー時には「ヴァージン」「ヘンリ・ロイド」というイギリス地元企業の2社が付いたのみでマシンはほぼ真っ白、そしてドライバーのレーシングスーツもほぼ(ブラウンGPのイメージカラーである蛍光イエローを除くと)真っ白。

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ちなみにチームは全くお金がなかったので、ジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロも無給に近かったといい、ジェンソン・バトンは当時について「転戦先のホテルにて、自分でレーシングスーツを洗って乾かしていた」とも語っています。

しかしながら実際にF1シーズンが開幕すると第一戦のオーストラリアGPではフロントロー独占、そしてジェンソン・バトンはポール・トゥ・ウィン、そしてルーベンス・バリチェロも2位という「ワンツーフィニッシュ」。

おまけに第二戦のマレーシアGPでは「ポールポジション」「ファステストラップ」「優勝」というハットトリックを達成しており、全く勝てなかったホンダのF1マシンを譲り受けた”ノーマークの”金欠新参チームがF1を席巻し、第7戦までのうち6つでジェンソン・バトンが優勝するという尋常ならざる戦績を残すことで「春の珍事」として当時大きな話題と混乱をもたらしたわけですね。

そしてブラウンGPは「ノーマーク」から「もっともF1で重要なチーム」にまで成長し、そこでワークスチームとしての参戦を考えていたメルセデスがチームごと買い取ったのが2009年11月で、その売却額は約150億円、そしてブラウンGPが2009年にF1から得た収益は132億円だと報じられており、つまりは「1ポンドで買ったチームが、1年もたたないうちに282億円になった」ということを意味します。

参考までに、「ホンダが撤退を表明した瞬間、そのチームがタイトルを取る」というのは2022年シーズンも同じことであり、そのほかNSXの復活を試みるも、その都度リセッションに見舞われて計画が頓挫してきたり、スポーツカーを販売終了にしたとたんスポーツカーの人気が盛り上がったりという事例もあり、とにかく「間が悪い」のがホンダという会社なのかもしれません。

masuda@be-s.co.jp
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参照:BrawnGP(Twitter), CARBUZZ

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