「偽装なし」新型ポルシェ911ターボが目撃される。リヤバンパーが左右に大きく拡大、相当な熱を発生する可能性が大

｜　なぜかポルシェ911ターボ50周年の折には新型911ターボが発表されず　｜

992.2世代のポルシェ911ターボは「とんでもない」パワーアップがなされる可能性が大

さて、昨年は「ポルシェ911ターボの50周年」というメモリアルイヤーでしたが、今年後半には現行992世代の911ターボが「992.2」へとアップデートされる予定であると報じられ、そして今回目撃されたのが「ほぼカモフラージュなしの新型ポルシェ911ターボのプロトタイプ」。

このスパイフォトは米画像掲示板「Reddit」に投稿されており、ここからはいくつかの視覚的変更点を確認できます。

992.2 Turbo S spotted testing
byu/willneverstopgoingin inPorsche

新型ポルシェ911ターボはこう変わる

今回捉えられたのは「車体後部のみ」ではあるものの、それでも多くのアップデートを確認でき、新しいリアバンパーにはブラックのインサートが組み込まれ、クワッド（4本出し）エキゾーストパイプ、新しいLEDテールライトとLEDライトバーを判別可能。

なお、テールパイプは「2本づつ」が連結したデザインを持っており、リアバンパー左右はダクトとともに外側へと拡大し、さらにリアバンパー下部中央は「ディフューザー」ではなくバックロードホーン状のダクトが見られるため、新しい911ターボのパワーユニットは「相当な熱（つまり出力）」を持つのかもしれません。

一方、リトラクタブル（格納式）リアスポイラーは従来のモデルから引き継がれるようにも見えますね。

おそらく新型ポルシェ911ターボは「ハイブリッド」化

そしてこれまでの情報を総合するに、新型911ターボは（911カレラGTS同様の）軽量なT-ハイブリッドが搭載される可能性が高く、「新型911ターボ」では（現行の911ターボ同様の）640馬力を発生し、「新型911ターボS」だと710馬力程度を発生するのではと」見られています。

なお、興味深いのは「911ターボは後輪駆動、かつマニュアル・トランスミッションが選択可能」「911ターボSでは4WDのみ」とウワサされていることで、これは今までの「911ターボと911ターボS」とのバランスとは異なるものの、現在ポルシェは911のラインアップを多様化するとともに「バリエーションごとの差異」を拡大し、それぞれのバリエーションに「積極的にそれを選ぶべき理由」を付与しているため、このウワサの信憑性は「高い」と考えています。

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参照：Reddit, TheSupercarBlog