| 終始ヒュンダイi30 Nがリードする結果に |
ヒュンダイのスポーツ部門「N」の尖兵”i30 N”と、フォルクスワーゲンきってのホットハッチ、ゴルフGTIとが加速を競う動画。
テストを行ったのはオーストラリアのカーメディア「CarAdvice」で、「ローンチコントロールあり」「ローンチコントロールなし」「スタビリティコントロールオフ」の3本勝負。
ただしその結果は驚くべきものとなっています。
オイオイどうしたフォルクスワーゲン・ゴルフGTI
動画では「3本勝負」いずれもヒュンダイi30 Nが勝利する結果となっていますが、これはかなり意外ではあります。
公称値だとヒュンダイi30 Nは2リッターターボエンジンから275馬力(パフォーマンスパッケージ装着)を絞り出し、0-100キロ加速は6.2秒。
一方でフォルクスワーゲン・ゴルフGTIは230馬力、そして0-100キロ加速6.4秒。
トランスミッションは両方とも6MT(i30 Nはもともとマニュアル・トランスミッションのみ、ゴルフGTIはDSGも選べる)、駆動方式は両方ともFF。
動画だとこの数字の結果がほぼそのまま現れたという印象で(まさかヒュンダイが公称値通りの性能を発揮するとは)、ゼロヨンにおいてはi30 Nは14.365秒、終速は158.69キロ、ゴルフGTIは14.787秒、収速は158.89キロという結果となっています。
ヒュンダイはデザインにおいてはランボルギーニやブガッティから、パフォーマンスにおいてはBMW M部門から人材を引き抜き、ヒュンダイ/ジェネシスブランドを強化中。
特にハイパフォーマンス部門「N」については相当な力の入れようで、i30 Nをして「ゴルフGTIよりも楽しいクルマだ」と自信たっぷり。
なお価格はi30 NのほうがゴルフGTIよりも安価で、このあたり韓国企業得意の「ライバルよりも数値含むパフォーマンスが上で、価格は下」という例の法則が発動しているわけですね。
実際にサーキットを走っての比較を行うメディアはまだ登場していないようですが、直線だけではなくサーキットにおける比較もぜひ見てみたい、と思います。
それでは動画を見てみよう
こちらが意外な結果となった動画、「DRAG RACE: Hyundai i30N v Volkswagen Golf GTI」。