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ヒュンダイのスポーツブランド「N」最新モデル「ヴェロスターN」。ライバルに勝てる?

投稿日:2018/01/18 更新日:

| ライバルはフォード・フォーカスST |

ヒュンダイがそのパフォーマンス・ブランド「N」から”ヴェロスター N”を発表。
「N」はBMW「M」、メルセデス「AMG」に相当するサブブランドで、今回の車はその「N」からの第二弾となり、要はヴェロスターのハイパフォーマンスモデルとなります。
エンジンは2リッターターボ(275馬力)、トランスミッションは6MT。

他社の製品やブランディングをよく研究している

現時点ではスペック、パフォーマンス等の公開はなく、しかし機構としてはコーナリング重視のサスペンションジオメトリ、強化されたストラットブレース付きリアマルチリンクサスペンション、サーキット専用の「N」ドライビングモード、リミテッドスリップデフ(LSD)、大径ディスクブレーキ等を特徴としてあげています。

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外観ではN専用バンパー、専用グリル、専用サイドスカート、ルーフスポイラー、リアディフューザー、デュアルエキゾーストパイプなど。

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ボディカラーは4色のみの設定で「ウルトラブラック」「チョークホワイト」「レーシングレッド」「パフォーマンスブルー」。

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韓国の企業は(アイドルや映画、家電ビジネスを見ても分かる通り)かなり商売熱心なのが特徴で、相当にライバルや市場の研究を行ってくる部分があり、この「N」についても上述の「M」「AMG」、そして「NISMO」などを十分に研究したと思われ、それはおそらくパフォーマンスよりも「差別化」戦略についてだと思われます。

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たとえばホンダ「Type R」は「チャンピオンシップホワイト、ホワイトのホイール、赤バッジ、チタンシフトノブ」といった特徴(新型タイプRはチタンシフトノブを持たない)がありますが、ヒュンダイ「N」ヴェロスターも「パフォーマンスブルー+レッドアクセント」という特徴を持っており、このブルーやレッドアクセントは「ヴィジョン・グランツーリスモ ヒュンダイN2025(下の画像)」にも採用されるなど統一感も。

ヒュンダイはランボルギーニやベントレー、ブガッティからデザイナーを立て続けに引き抜いたことで知られ、そのためにとくにデザインにはこだわっていて、そこが「後発」として最もアピールできる部分だと考えている模様。※傘下のキア自動車に至っては、初代アウディTTのデザイナーがCEOを努めている

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現段階では確立すべきデザインモチーフを模索している段階かと思われますが、このあたり「世界中の自動車メーカーの優れた部分」を徹底的に研究しての行動であり、日本の自動車メーカーもなんらかの対策が必要かも、と思う部分。

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なおヒュンダイ(に限らず韓国企業全般)はかなりビッグマウスな会社ではあるものの、「嘘も言い続ければ本当に」ということわざのように、それが実現しなくとも周囲が「そうであると信じてしまう」ことが非常に危険で、それは政治においても同様ですね。

ヒュンダイ「Nヴェロスター」を動画で見てみよう

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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