| 予想していたよりゴルフRは地味だった |
さて、先日新型ゴルフ8世代のGTI/GTD/GTEを発表したフォルクスワーゲンですが、さらなるモデルをテストしている模様。
今回はスイスのスキーリゾート、サンモリッツにてゴルフGTI、ゴルフR、アルテオンRが目撃されており、ゴルフRについてはほぼ偽装なしとなっていて、おそらくは「このままで市販されるであろう」という外装を持っています。
なお、フロントバンパーはゴルフRとゴルフGTI TCR専用の「ハの字=オメガデザイン」ですが、一見すると(出力の低い)GTIのほうがグリルが大きくアグレッシブに感じられます。
フォルクスワーゲンがここまでモデル間でデザインを変えてくるのははじめてだ
こちらがゴルフGTI。
すでに発表済みのクルマですが、バンパーのほとんどがグリルというワイルドさ。
インテリアにもやはりレッドアクセントが見られ、GTIであるのは間違いなさそう。
テールパイプもやはりGTIそのもの。
一方、こちらはゴルフRと思われるプロトタイプ。
バンパー内のフロントグリル形状がGTIとは異なって、センターに台形状のグリルがあり、そのサイドにはここ最近ランボルギーニやポルシェでも進めている”グリルレス”インテークが備わっています。
なお、ボンネット側のフロントグリルにはブルーの横ラインがアクセントとして設けられていますが、これはVWがハイパフォーマンスモデルに好んで採用する”ラピスブルー”っぽいですね。
テールパイプはゴルフGTIと同じ2本出しを採用していて、しかしよく見るとリアスカートがディフューザー形状を持っており、フィンが数枚確認可能。
そしてゴルフGTIではテールパイプの上にかぶさるような形状を持つスカートですが、ゴルフRではテールパイプが「露出」するデザインを採用している模様。
こちらはアルテオンR。
フロントバンパー、そしてグリル形状が通常のアルテオンと異なることで「それ」とわかりますが、フロントグリルのアンダーはゴルフRと同じ台形、そしてその横にエアインテークが設けられること、横方向を向いた「T」が内側に見えるのもゴルフRと同じ。
つまりフォルクスワーゲンの「R」は今後、こういった意匠を持つということなのかもしれません。
ちなみに先日発表された「トゥアレグR」も近いといえば近い顔つきを持っているようですね。
フォルクスワーゲンがトゥアレグ”R”発表!最近見なくなったと思ったら、もうトゥアレグは日本で売ってなかった
こちらはアルテオンRのサイド。
車高が落とされ、ホイールは「エアロ」形状に。
このエアロっぽいホイールデザインは最近いくつかのメーカーで見られますが、各社ともEV開発の段階で得たノウハウを生かしているのだとも考えられます(ウワサでは、けっこう効果があるらしい)。
現時点では新型ゴルフR、アルテオンRの発表時は明確に言及されていないものの、6月くらいという説が有力だとされていますね。
VIA: TheTFJJ