未来のカウンタックをCGアーティストが考えてみた
ランボルギーニ・カウンタックは今なお色褪せぬスーパーカーの傑作ですが、そのカウンタックが現代に蘇ったら?というレンダリング。
これはCGアーティスト、Matthew Parsonsさんが作成したもの。
ベースとなるのはケーニグセグで、それにランボルギーニの持つデザイン的特徴を付与したものとなります。
ランボルギーニの車はすべて「一代のみ」で終了
ランボルギーニ・カウンタックは1971年から1990年まで20年近く製造され、LP500、LP400、LP400S、LP500S、5000QV、アニバーサリーが発売された後に後継モデルの「ディアブロ」へとバトンタッチ。
ディアブロは実質的なカウンタックの後継ではあるものの、ランボルギーニはでは「前モデルの名前を引き継がない」のが伝統。
よっていずれのモデルも「一代限り」となります。
カウンタックはマルチェロ・ガンディーニ氏のデザインとなりますが、氏は同時期にミウラとランチア・ストラトスもデザイン。
とくにカウンタックのシザース・ドア(がルウイング)は画期的とも言える「発明」で、現代にまで引き継がれるランボルギーニのアイコンとなっています。
↓このレンダリングでは独特のフェンダーアーチ形状が再現されていないのが残念
サイズはLP400で全長4140、全幅1890、全高1070ミリ。
長さ、幅ともに現代ではかなり小さく、スーパーカーでは比較的コンパクトといえるウラカンよりも長さで30センチ、幅で3センチ以上も小さいボディサイズ。
一方で高さはそれらを考慮しても「異常に」低く、現代のスーパーカーの全高が1200ミリ前後ということを考えると相当に「低い」車です。
アルファロメオ・ジュリア、ロータス・エスプリ版も
なおこのアーティストはいくつかの車でも「現代に蘇ったら」シリーズを作成。
こちらはアルファロメオ・ジュリアを当時のイメージのまま現代風にしてみた画像。
クラシック・アルファロメオは非常に特徴的なデザインを持っており、そのために今でも多くのファンが存在します。
それを考えると、新型ジュリアもフォード・マスタングやシボレー・カマロ、ダッジ・チャージャー/チャレンジャーのように当時のイメージを残したまま「レトロフューチャー」で登場すればもっと話題を呼んだかもしれませんね。
こちらはロータス・エスプリ版。
エスプリも復刻が待たれる車の一つですが、ロータス自身が「ロータスのDNAを表現した高級スポーツカーを投入」と発言しており、「もしかすると」復活の可能性があるかもしれません。
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