| アルファロメオは公道版の「ジュリアGTA」さらにサーキット走行専用の「ジュリアGTAm」を発表すると言われている |
さて、先日より噂されていたアルファロメオのニューモデル「ジュリアGTA」。
これはアルファロメオにのモータースポーツにおける伝統の名を現代に蘇らせるクルマとなりそうですが、今回そのジュリアGTAと思われる新型車の公式ティーザー動画が公開されています。
なお、動画中では「ジュリアGTA」の名こそ語られないものの、アルファロメオの「ヘリテージ」に加え、「パワー」「軽量化」「アドレナリン」といった要素を主張しており、これはまさに1965年に登場したジュリア・スーパースプリントGTAそのもの。
アルファロメオが伝説の「ジュリアGTA」を復活させるとのウワサ。110周年記念モデルとして-20kg、+120馬力の超速セダン誕生か
新型ジュリアGTAはアルファロメオ史上最高のパフォーマンスを誇るクルマに?
なお、初代「ジュリアGTA」はこういったクルマで、標準車に比較して200キロの軽量化、115馬力から(レース仕様では)170馬力にまで出力が高められています。
今回のニューモデルについては、現行ジュリアをベースに「軽量化」「パワーアップ」を施し、モータースポーツにも対応しうる、そしてアドレナリンが大量に放出されるような刺激的なモデルになりそうですが、今のところその詳細は不明。
なお、今回アルファロメオはティーザー動画の公開にあたり、モータースポーツに関するヘリテージも主張(過去のレーシングカーに、現代のジュリアを重ね合わせた映像が用いられている)。
つまり新型ジュリアGTAはモータースポーツ直結ということになりそうで、実際にロードバージョンの「ジュリアGTA」のほか、サーキット走行専用モデル「ジュリアGTAm」も発売されるでは、とも言われていますね。
そして軽量化。
一連の内容から見てジュリアのハイパフォーマンスモデルであることはもう疑いようがないところ。
ウワサでは、軽量化について、快適性を損なわない範囲の-20kgくらいになるのでは、と言われています。
さらに「パワー」。
こちらは現在の503PSから一気に620PSあたりにまで出力が向上するんじゃないかという話も。
エンジンは2.9リッターV6ツインターボもままだと考えられ、となるとリッターあたり「まさに200馬力」ということに。
最後にはいちばん重要な「アドレナリン」。
かつてアルファロメオは「最高のハンドリングを持つブランドを目指す」と述べており、新型ジュリアGTAについてはここを徹底的に突き詰めてくるかもしれませんね。
動画の最後には、「蛇」がアルファロメオのエンブレムに変化してゆく様子が示されます。
この蛇はかなりリアルな表現で描かれており、なにかに巻き付いてギュルギュルと締め付けてゆくような動作が示されていますが、このエンブレムについても、アルファロメオ110周年を迎えるタイミングにあわせてシンプルなデザインへと変更されると言われていて、一連のアニメーションはそれを示唆するものだと考えています。
VIA:Alfa Romeo