新しいヘッドライトを装着した新型アルファロメオ・ステルヴィオが目撃される！やはり先日のリークは「本物」だったようだ

｜ おそらくはテールランプも「3」を意識したデザインになるものと思われる ｜

形状自体の変更は大きくないが、見た目の印象が大きく変わりそう

さて、つい先日、フェイスリフトモデルと見られる新型アルファロメオ・ステルヴィオのヘッドライトがリークされたところですが、今回はそのヘッドライトを装着して路上を走るステルヴィオが目撃されています（これによって、先日のリークが”本物”であるという可能性が非常に高くなった）。

このスパイフォトは画像掲示板「レディット」にて公開されたものですが、トナーレ同様に「三眼」ヘッドライトを装着している状態が確認でき、一説によるとこれはマレリ製のアダプティブ・マトリクスヘッドライトなのでは、とのこと。

細部も微妙に調整を受ける

スパイフォトを見るに、このヘッドライトに加えてフロントバンパーやホイールなど細部が変更されていることもわかり、これらによって印象が大きく変わるものと思われます。

ちなみにトナーレのヘッドライトは、アルファロメオが新しく採用している「3 x3」なるデザイン言語を採用したもので、これは文字通り「3」を反復して使用するというもの。

よってトナーレ（下の画像）はテールランプにもこの「3 x 3」デザインを採用していますが、ここから推測するに、新型ステルヴィオもまたテールランプが（ヘッドライト同様に）「3」を繰り返して使用する発光グラフィックへと変更される可能性が大きいのでは、と考えています。

ただ、ステルヴィオの場合はトナーレのようにテールランプ左右をつなぐストリップが見られず、よって左右テールランプは「独立したまま」なのかもしれません。

もしかするとリアゲートのプレス形状を変更してトナーレ状のストリップを与えてくる可能性がないとは言えませんが、アルファロメオ含むイタリアの自動車メーカーは（フェイスリフトにおいて）大きなコストをかけることを嫌う傾向にあり（ただ、アルファロメオは過去に156で大幅なフェイスリフトを実施したことも）、よってぼくは「そこまではやらないだろう」とも考えています。

イタリア人はデザイン的整合性を求める？

なお、同じイタリアの自動車メーカー、そしてアルファロメオと同じくステランティスに属するマセラティも「3」を重視している自動車ブランドの一つですが、これはマセラティが「3」兄弟（アルフィエーリ、エルネスト、エットーレ）によって設立されたことに起因しているものと思われます。

よってマセラティのエンブレム「トライデント（三叉の銛）」も3を表し・・・。

サイドギル、もしくはボディサイドのエンブレムも「3」。

ホイールも「3」を意識したデザインが多くなっています。

こういったところを見るに、イタリア人はなにかと「整合性」を求めたり、験を担ぐ習慣があるのかも（ぼくはそういったこだわりが大好きだ）。

なお、アルファロメオ、マセラティ以外では「数字」にこだわる（それをデザインに反映させている）自動車ブランドは思い浮かばず、これらは特殊な部類に入るのかもしれませんね。

合わせて読みたい、マセラティ関連投稿

参照：Reddit