アルファロメオの新型コンパクトSUVの画像が突如リーク。これまでのアルファとは全く異なるデザインを採用しヘッドライトは「スプリット」

｜　この新型SUVは真CEOのもと革新的なデザインをもって登場することになりそうだ　｜

今後アルファロメオのデザインは大きく変わることになるのかも

さて、アルファロメオが発売することになるコンパクトクロスオーバーの画像が何の前触れもなく突如リーク。

この「アルファロメオ最小のSUV」は現在のアルファロメオCEO、ジャン・フィリップ・インペラート氏が比較的早い段階から企画に関与してきた新型車だと思われますが、おそらくは同氏の意向が存分に取り入れられているのか、これまでのアルファロメオとは全く異なるスタイリングを持っています。

アルファロメオの新型SUVはこんなデザインを持っている

そこで今回リークされた画像を見てみると、現行のアルファロメオとは「ほぼ共通点がなく」、フロントを見ると「盾形グリル」が見られるもののその形状はこれまでのように目立つものではなく、アルファロメオのエンブレムはグリル内からフロントフード上へ。

フロントバンパー下部は大きく張り出すことでそのパフォーマンスを強調しているように見えますが、最も大きな変化はスプリットヘッドライトかと思われます。

ただしこのスリムなLEDデイタイムランニングランプはステルヴィオやトナーレとは大きく異なるといえど、アルファロメオがトナーレで取り入れた「3」を再現しており、発光エレメントが3つにわかれているもよう。

ドアミラー形状もトナーレとは異なるように見え、ドアハンドルはフラッシュマウントではなくアイロン型、そして後部ドアのオープナーはドアスキンからピラー内蔵型へ（アルファロメオはもともとこの手法を好むが、なぜかトナーレではドアスキンにハンドルがマウントされている）。

そして注目すべきはルーフに「フロート」デザインを採用していることで、これはアルファロメオ「初」かもしれません。

ちなみにホイールは「フォーンダイヤル」をアレンジした形状を持ち、「ねじれ」を加えたデザインを持つようですね。

ベイビー・アルファロメオは「ハイブリッド」に

そして今回のリークではメーターの画像も示されており、これを見るにバッテリー充電のインフォグラフィックが表示され、（左にギア、右にエレクトリックモーターの表示らしきものがあるので）少なくともハイブリッド システムが内蔵されていることがわかります。

実際のところ、この「アルファロメオ最小のSUV」は同じステランティスに属するジープが発売するアベンジャーと多くを共有すると言われており、しかしアベンジャーはガソリン（1.2リッター3気筒ターボ）もしくはEVのみのラインアップであり、つまりPHEVは用意されておらず（ただしPHEVが導入されるという話もある）、よってこの「ベイビー・アルファロメオ」は独自のパワートレインを積むことになるのかも（しかしEV版が用意される可能性は高い）。

今回は突然のリークであり、現時点では発売時期などまったくわからない状態ではあるものの、このリークが本物だとすれば、デザインがすでに完成し、メーターのグラフィックも出来上がっているということになり、発表は意外と近いのかもしれません。

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参照：Cochespias（Instagram）