アルファロメオがパリ・モーターショーにてジュリアのバリエーションを追加発表の予定。
ひとつはガソリンエンジン搭載の「ヴェローチェ」グレード、もうひとつはアルファロメオ初となるアルミ製ディーゼルエンジン搭載モデル。
アルファロメオは60年前にジュリエッタに対して「ヴェローチェ」を設定していましたが、今回はそのグレードが久しぶりに復活することに。
アルファロメオ・ジュリア「ヴェローチェ」は4WD(Q4)システムに8速AT、280馬力の2リッターエンジン(もしくは210馬力/2.2リッター・ターボディーゼル)を搭載。
パリに登場するガソリンエンジン車のボディカラーはブルー・ミサノとアナウンスされています。
ジュリアのトップグレードは「クアドリフォリオ」、これはフェラーリに”インスパイアされた”510馬力/2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載し4WDやアクティブエアロ、カーボン製ボンネット/ルーフで武装したモデル。
ポルシェ新型パナメーラ・ターボを上回るニュルブルクリンクのタイムを記録しており、文字通り「最速のサルーン」。
一方でベーシックグレードは2リッター200馬力のターボエンジンを積むFRモデルなので、今回の「ヴェローチェ」は丁度その中間を埋めるモデルということになりますね(クアドリフォリオの価格があまりに高価であることも関係しているのかもしれない)。
なお日本ではアルファロメオ・ジュリアの導入は2017年になるとされ、今のところ価格は不明。
欧州だと邦貨換算で850万円程度となるジュリア・クアドリフォリオの価格設定がどうなるかは非常に興味のあるところです。
アルファロメオがジュリア用のオプションパーツを発売。
カーボンファイバー製のグリルやミラーキャップ、キックプレート等になりますが、かなりレーシーなアイテムばかり。
新しく登場したジュリアはBMWのMシリーズ、メルセデスAMG等までターゲットに入れており相当なパフォーマンスを持っているようですが、購買層も今までとは異なる人が多くなりそうですね。
ほかのカーボンパーツだとシフトノブのか内装パーツもあるようで、価格次第では大きな人気を呼ぶかもしれません。
なおこれらカーボンパーツのほか、17-19インチのホイール、オイルフィラーキャップやバルブキャップ、カヤックや自転車を運ぶためのルーフキャリア、スキーボックスなども新オプションとしてラインナップされた模様。