希少なフェラーリ250GT ルッソをまさかの公道レビュー
数々の個性的なレビューを届けてくれるユーチューバー、ダグ・デムーロ氏が今回はなんとフェラーリ250GTルッソのレビューを公開。
これはドバイのクラシックカーディーラーから車両を借りたもので、すでにランボルギーニ・エスパーダなどのレビューも公開されていますね。
フェラーリ250GT ルッソはフェラーリの中でも珍しく「高級」な車
フェラーリ250GT ルッソは250GTシリーズの中でも快適性に振ったモデルで「高級車寄り」。
エンジンはV12をフロントにマウントし、高い動力性能を誇りながらも快適性を意識したクルマとされ、デザインはピニンファリーナ、生産そのものはスカリエッティが担当。
デビューは1962年のパリ・サロンで、1964年までの350台が生産されることに。
250GT ルッソのボディ本体はスチール、ドアなど開口部はアルミ製。
シャシーはティーポ539/U、交換フレームを用いたもので、ラダー状フレームを採用したもの。
この250GT系はとにかくコレクション価値が高いことで知られ、アルミボディで架装された250GTOは50億円以上の根をつけることも。
この250GTルッソも過去には3億円以上で落札されたという記録もあり、とにかく貴重なシリーズだと言えます。
史上最高値、58億円でフェラーリ250GTOが販売に。程度良好、特に内装はビューティフル
他の車と一緒に走っていると、かなり小さく見えますね。
フロントエンジンなのでリアにトランクがあるものの、そのほとんどはスペアタイヤが占有。
かなり高級な内装。
フェラーリというと「走りが全て」というイメージがありますが、おそらくスピードメーター/タコメーターがドライバーの目の前ではなくセンターにあるのはちょっと意外。
ただ、現代のフェラーリでも助手席向けに速度表示などを行う小型の液晶パネルがオプション設定されており、時代は変われど「考え方」は変わっていないのかもしれませんね。
それでは動画を見てみよう
こちらがその動画、「Here’s Why the Ferrari 250 GT Lusso Is Worth $3 Million」。
動画の後半では実際に路上を走っており、意外とクラッチは扱いやすい、とも語っていますね。