| メジャーリーガーがカスタムしたフェラーリ488ピスタはこんな仕様だ |
MLB(ヒューストン・アストロズ)投手、ジャスティン・バーランダー選手が自身のインスタグラムにて、購入したフェラーリ488ピスタのコンフィギュレーター画像を公開。
マラネロをバックにした画像で、おそらくはディーラーの専用コンフィギュレーターを使用して作成した画像だと思われます。
フェラーリ488ピスタは2018年2月に突如発表されたスペシャルモデルで、「458スペチアーレ」の後継という位置づけ。
ただし、「納期さえ我慢すればなんとか買えた」458スペチアーレとは異なって厳しん購入制限がなされており、一般人には「注文することすらできない」クルマでもありますね。
そして「購入(注文)の条件」は著しく高いと言われており、一説には”ラ・フェラーリなみに厳しい”とも囁かれているほど。
フェラーリは限定モデルを「誰に売るか」を慎重に決めている
そんなフェラーリ488ピスタですが、ジャスティン・バーランダー選手は幸運にも「フェラーリに選ばれた一人」ということになり、そして今のところフェラーリ488ピスタを購入したという人はほとんどネット上では見受けられず、それだけ台数が少ないということになりそう。
ちなみにフェラーリはこういった限定モデルを”割り当てる”対象として「若く、影響力のある人物」を優先しており、これまでの「購入したクルマをガレージにしまっておき、SNSにもあまり親しんでいない」高齢コレクターはあまり重要視されなくなってきている、という印象もありますね。
そういった意味では野球選手はフェラーリにとっても理想的で(もしかするとフェラーリは、野球のほか、テニスやバスケットボールなど各スポーツにおいて”ターゲット”を選定しているのかも)、というのも社会的影響力が強く、皆のあこがれの存在で、かつ本人もそれを自覚しているために「バカをする」可能性が低い、とも言えます。
さらにフェラーリは「スポーツ界」以外にも「ビジネスシーンにおけるリーダー的存在」など、様々な業界において「割り当てるべき人物」を抽出しているのかもしれませんね。
なお、このボディカラーは”ロッソ・フィオラノ”。
フェラーリと言えばレッド、レッドといえばフェラーリというイメージがあり、実際にフェラーリはレッド(ロッソ)だけで標準ラインアップとして「ロッソ・ディーノ」「ロッソ・スクーデリア」「ロッソ・コルサ」「ロッソ・ムジェッロ」「ロッソ・フィオラノ」の5色を揃え(後ろに行くほど濃くなる)、スペシャルカラーとしても「ロッソ・コルサ・メタリック」をさらに用意。
そしてホイールは「ブロンズ」というなんともオシャレな仕様となっています。
インテリアはブラックをベースにホワイトのライン入り。
シンプルかつスパルタンなイメージで「488ピスタらしい」内装ですね。
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