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まさか日本にあったとは!世界に一台、1956年のフェラーリ290MMをモチーフにした限定488GTBがカーセンサーに掲載中

2019/12/23

| フェラーリの70周年記念に際し、このカラーリングの488GTBは1台だけが製造された |

さて、レアなフェラーリの中古車情報をいただいたので、ここで紹介してみたいと思います。
そのフェラーリとは「世界に一台」しかない仕様を持つ488GTBであり、現在カーセンサーエッジにて販売情報掲載中。

フェラーリは2016年に「70周年」を迎えていますが、この際に発売したのが「70周年記念限定モデル」。
この限定モデルの内容としては、フェラーリの歴史にちなんだ70パターンのカラーリングを、当時の現行モデル5車種(488GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12、GTC4ルッソ)に対して施すというもの。
70パターン×5車種ということで350台の限定モデルが存在するわけですが、一つの車種につき、そのカラーリングは「1台しか存在しない」ということになり、すなわちそのカラーリングを持つ該当モデルは「世界に一台のみ」。

フェラーリが70周年記念限定モデルを一斉公開。350種の限定フェラーリが各一台で製造に

よってこれら350台はいずれもコレクターにとって「垂涎」の収集対象といえ、これまで中古市場(オークション)に登場した中で有名なのはかつてのレーシングカー”356P2”をモチーフにした488スパイダー「ザ・グリーンジュエル」で、これはなんと1億円超で落札されています。

「210台目の」ラ・フェラーリ・アペルタは10.8億、488GTB「グリーンジュエル」はなんと1億円超で落札に

今回販売されているフェラーリ488GTBのテーマは「ファン・マヌエル・ファンジオ」

そして今回カーセンサーエッジに掲載されている488GTBのカラーリングは「ファン・マヌエル・ファンジオ」をモチーフにしたカラーリング、名付けて”ザ・ファンジオ”。

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このザ・ファンジオは、ファン・マヌエル・ファンジオがフェラーリに移籍した年(1956年)にミッレミリアを走らせたフェラーリ290MM(下の画像)同様のカラーリングを持つことが特徴です。

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そして今回販売されている488GTBについては、2017年に登録されており、走行距離はおよそ1,000キロ。
価格は「応談」と記されていますね(カーセンサー上の記載だと、ジュネーブ・モーターショーにて展示されたこともある個体だそう)。

その他にはこんなモチーフも

ほかの「70種」も「ザ・ファンジオ」同様にフェラーリにとって重要なレーシングカーや人物をモチーフとしていますが、たとえばこちらは、フェラーリ500モンディアル・ピニンファリーナ・スパイダーをモチーフにしたカラー”ザ・スーパーアメリカ”。
これは1954年にサンタバーバラにて開催されたレースに(ポルフィリオ・ルビロサのドライブで)出場した車両をイメージしています。

そしてこちらは”ザ・ホワイト・スパイダー”
F1マシンをベースに作られた1953年製の375MMピニンファリーナ・スパイダーがモチーフです。

この”ザ・スターリング”は1961年のツーリスト・トロフィー含む3度の優勝を記録した、スターリング・モスのドライブによるフェラーリ250GTベルリネッタSWBがモチーフ。

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