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さて、以前にも紹介した、ダンボールからフェラーリFXX Kのレプリカを作った男たち。
その後も精力的に作品をリリースし続け、ランボルギーニ・シアンFKP37、ブガッティ・シロン、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、そしてBMW S1000RRといった新作を製作しています。
【動画】エンブレムは手書き!タイにて、ダンボールからフェラーリFXX Kのレプリカを作った男(中身は鋼管スペースフレーム)
BMW S1000RRの”ダンボール”レプリカはこうやって作る
ここでそのいくつかを紹介したいと思いますが、まずはBMW S1000RR。
BMW S1000RRは2019年に新型へとスイッチしたスーパーバイクです。
Mパッケージだと直列4気筒999ccエンジン(出力206.5馬力)搭載、車体重量はわずか197kgというスペックを誇り、その価格は2,339,000円から。
そして今回NHET TVの構成員たちは例によってダンボールにてBMW S1000RRを製作開始。
ただしいつもと違うのは「動力原付き」ということ。
これまでのレプリカだと自転車や、それを改造した4輪ペダルカーがベースでしたが、今回はエンジンがある(もちろんちゃんと走る)、ということですね。
まずは室内で製作を開始し、グルーガンにてダンボールを接着してゆきます。
こんな感じでどんどん形に。
だいたい完成した状態。
リアホイールとタイヤは自動車用で、サスペンションは片持ち式(実際のS1000RRは片持ちではないが、彼ら流のアレンジが入っている)。
なお、ホイール内側には「スター形状」を再現するために鉄の棒を切断して「星型に」溶接するというこだわりようです。
ブレーキディスクもダンボール製(ダミー)で、しかしちゃんとドリルホールつき。
ブレーキキャリパーには「brembo」の文字が見えますね(実際のS1000RRのブレーキキャリパーには”BMW”とあるが、これも彼らのお遊びだと思われる)。
こうやってみると、かなり雰囲気が出てますよね。
アンダーカウルの内側までちゃんと作り込んでいる(ルーバーがある)のにも驚きです。
そしてペイントした状態がこちら。
マフラーの「チタンの焼け色」がなんともナイスで、こういったところを見るに、本当に彼らは乗り物が好きなんだなあ、と実感させられます。
ちなみにこちらが実車のBMW S1000RR。
そのほかにはこんな作品もリリースしている
なお、彼らの出世作はドゥカティ・パニガーレV4Sのレプリカをダンボールで作ったもの。
これは自転車にダンボールの「ガワ」を取り付けたものですが、バーンアウトしているように見えるスモークは「実は煙幕」です。
こういった、卑屈なレプリカとは一味違う、「楽しむ」姿勢が高く評価され、動画はなんと1222万回も再生されることになり、世界中にその名が知られることになったわけですね。
その後は例のフェラーリFXX K、
https://www.youtube.com/watch?v=6ArBAZBJXUYブガッティ・シロン、
ランボルギーニ・シアンFKP37、
そして最新作はランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ。
廃材を集めてスペースフレームを組んでいますが、こちらの動力源は「人力」。
ホイールも自分たちでスポークを溶接したお手製です。
テールパイプやグリル、リアディフューザーの再現度もなかなかで、こう見えてバックギアも装着されるという本格派です。
VIA:NHET TV