| 北米市場を意識してか、かなりストロークが長く取られているようだ |
さて、アメリカ西海岸にて、スーパーカーや高級車のカスタムを手掛ける「ホイールブティック(Wheelboutique)」。
今回は「世界初」と称するフェラーリF8トリブートのローダウン&ホイール交換を公開しています。
なお、装着するサスペンションとホイールはノヴィテック(NOVITEC)製で、ホイールについては「カスタムカラー」を指定しているようですね。
ノーマル状態のフェラーリF8とリブートがこちら
まず、こちらはノーマルのままのフェラーリF8トリブート。
ホワイトのボディカラーは比較的難しく、しかしF8トリブートの複雑なボディラインをよく表現しているようにも思います。
リアのポリカーボネート製ウインドウには、F40へのオマージュだというスリット。
そしてあまり世間で広く語られていませんが、フェラーリの「ホイールハウスとタイヤの隙間問題」。
フェラーリ各車では、ランボルギーニに比較してこの部分の隙間が比較的大きく、かつタイヤがちょっと奥に入っています。
ホイールとサスペンション交換でずいぶん印象が変わる
そしてこちらがホイールブティックの用意したホイール。
上述の通りノヴィテック製で、サイズはフロント21インチ、リア22インチです(ノーマルのホイールサイズは前後とも20インチ)。
カラーはオーダーカラーの「ポリッシュ・スモーク」だそうですが、動画によると「ブラッククロームに近いイメージ」とのこと。
なお、ノヴィテックが標準で揃えるのは「グロスシルバー」「サテンブラック」「グロスガンメタル」の3色で、これらのほかにも様々なオプションカラーが選択できます。
参考までに、フェラーリ純正で選べるのは「マットグレー」「クローム(シルバー)」「マットグレー」「ニュルブルクリンクシルバー」「ダイヤモンドポリッシュ」「ダークペイント」。
つまり、グロスブラックやブラッククロームはラインナップされておらず、このホイール交換によって大きく表情が変わることが期待できます。
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そして作業開始。
ショックアブソーバーそのものは純正を使用し、スプリングをノヴィテック製へと入れ替え。
テンダースプリングが装着されているので比較的乗り心地は「悪くない」ものと思われます。
そして装着。
純正のリフティングシステムにも対応する、とのこと。
こちらがローダウン&入れ替え後。
ルーフがブラック、そして各部にカーボンパーツが装着されているのでブラックのホイールと相性がよく、かなりメリハリの聞いた印象になるようですね。
こちらは交換前。
なお、フェラーリは伝統を重視しており、よって用意されるホイールは「星型とそのアレンジ版」。
よってマルチスポークや、放射線状にスポークが広がったり、Y字スポークを持つホイールを純正で用意することは少ないようですが、そのぶんホイール交換による差異を出しやすいのかもしれません。
どうよ!指一本しか入んねえぜ!と自慢げなホイールブティックのスタッフ。
VIA:WheelsBoutique