| フェラーリ308は今見ても十分に通用しそうな美しさを持っている |
おそらくはEV化によって「毎日乗れるネオクラシックフェラーリ」に
さて、これまでにも数々のドラッグレースを動画にて公開してきたCarwowですが、今回はフェラーリ・テスタロッサと308という「ネオクラシック・フェラーリ」同士の対決を実施しています。
ただしCarwowがやるからには「普通の」対決であるはずもなく、308のほうはなんとテスラのエレクトリックパワートレインに改装されたという「308GTE」。※もちろん「E」はエレクトリックのE
フェラーリ・テスタロッサはこんなクルマ
フェラーリ・テスタロッサは1984年に発売されたミドシップ「V12」フェラーリですが、サイドやテールのフィンが非常に特徴的で、当時バブルを迎えつつあった日本で爆発的な人気を誇ったクルマ。・
搭載されるエンジンは4.9リッターV12(F113A)、出力は390馬力、トランスミッションは5速マニュアル、もちろん駆動輪は後輪のみ。
「テスタロッサ」とは「赤い頭」つまり赤いエンジンヘッドカバーを持っていた250テスタロッサに由来していますが、フェラーリはこの「テスタロッサ」の商標を継続させておらず、つまり権利を放棄しています。
-
フェラーリが「テスタロッサ」商標失効の可能性。その場合「テスタロッサ」は電気シェーバーに
フェラーリが”テスタロッサ”の商標権を失う可能性。 これは「Zeit and Spiegel」が報じたもので、玩具メーカーのAutec AGが現在「テスタロッサ」の商標権を主張。 ドイツでは5年間商標 ...
続きを見る
フェラーリ308はこんなクルマ
フェラーリ308は1975年に発表されたV8ミドシップフェラーリの「祖」とも言えるモデル。
ピニンファリーナによる美しいデザインを持ち、もともと2.9リッターV8エンジンを積んでいます。
ただしこのフェラーリ308については上述の通りV8エンジンをテスラのエレクトリックパワートレインへと置き換え、その出力はなんと450馬力。
ちなみにマニュアル・トランスミッションを採用するようにも見えますが、実際には「無断変速」であり、ギアは「前進」と「後退」を選ぶためだけに使用される、とのこと。
なお、エレクトリック化によってフェラーリ308の重量は1,490kgへと増加(もともと308は1,090kgしかない)。
もうスペックを見ても、テスタロッサが「負ける予感しか無い」対決内容であり、問題は「どれくらいテスタロッサが置いて行かれるのか」。
実際にドラッグレースを走ってみたらこうなった
そこで両者のドラッグレース結果を見てみたいと思います。
スタートはけっこういい勝負(308のほうが出遅れているように見えるが、これはカメラの確度の問題であり、実際には両者ともに互角)。
ただしそこから308がぐっと出て・・・。
あっという間にテスタロッサを引き離すことに。
ゼロヨンタイムだと、エレクトリック化されたフェラーリ308は12.1秒。
テスタロッサは13.3秒。
フェラーリ・テスタロッサとエレクトリック化された308とが加速を競う動画はこちら
合わせて読みたい、フェラーリ関連投稿
-
【動画】フェラーリ・テスタロッサ純正ラゲッジセットは110万円!その積み方、ほかメーカーの専用バッグも見てみよう
| 現代のスーパーカーの専用バッグはとてもこの値段では収まらない | フェラーリ・テスタロッサの純正バッグ、そしてその積み方を紹介する動画が公開に。これはユーチューバー、「ノーマルガイ・スーパーカー」 ...
続きを見る
-
このカスタムは「アリ」!フェラーリ308をレストモッド、ボディはカーボンそしてランプはLEDへ
| フェラーリ308は比較的手を出しやすいネオクラシックモデル | マッジョーレによってレストモッド(レストア+カスタム)されたフェラーリ308、「308M」が公開。これは308を現代のデザイン技術と ...
続きを見る
-
【動画】キミは知っていたか!?フェラーリ・テスタロッサのシートベルト装着方法が異次元すぎる件
| この装着方法と動きはまったく予測できなかった | さて、今日はフェラーリ・テスタロッサの「ちょっと特殊な」シートベルト装着方法を紹介したいと思います(テスタロッサがこういったシートベルト構造を持っ ...
続きを見る
参照:carwow