| フェラーリのV8ミドシップモデルについては、「458の時代で終わりを告げた」と見る向きが多いようだ |
やはりフェラーリのデザインはピニンファリーナでないとダメなのか
さて、フェラーリは296GTBを発表したところではありますが、ネット上ではそのデザインについて否定的な見解が多い模様。
とくに前後ランプに批判が集中しており、ヘッドライトは「美しくない」「価格に見合わない」、テールランプは「サングラスのようだ」とも。
加えて、装飾的なデザインが多くシンプルさを失ったことも批判の対象となっており、「フェラーリのV8ミドシップは458で終わった」という意見もあるようです。※ぼくは最初に296GTBを見たとき、メルセデスAMG Oneにちょっと似ていると思った
そこで例の男が立ち上がる
そこで今回、フェラーリ296GTBのデザインを「手直し」するために立ち上がったのがスケッチモンキー氏。
同氏もまた「V8ミドシップフェラーリのデザインは458以降ダメになった」と主張する一人であり、その理由としてはピニンファリーナ特有の「流れるような」ラインがなく、それ以降のV8ミドシップフェラーリの(ボディ上の)ラインが分断されているからだと述べています。
加えて、同氏はF8トリブートのデザインを実際に、ピニンファリーナ風へと「手直し」したこともありますね。
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【動画】フェラーリF8トリブートのデザインは間違っている!458を絶賛するカーデザイナーがF8を再デザインして公開
| フェラーリは458よりあとの世代ではピニンファリーナを切り、自社デザインへと切り替えている | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/497635 ...
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実際にフェラーリ296GTBのデザインを手直ししてみた
そして同氏はフェラーリ296GTBのデザインをサクっと修正開始。
ヘッドライトはこんな感じで「458風」に。
458にてこのヘッドライトが採用されたときにはちょっと違和感があったものの、見慣れると「けっこういいんじゃないか」と思えるデザインでもあったと思います。
そしてテールランプもフェラーリのV8ミドシップの伝統を表す丸4灯に。
そのほか、Aピラーやリアフェンダーもチョコチョコっと修正。
修正の要件としてはこんな感じで、ヘッドライトを458風に、Aピラーとルーフとの連続性をもたせ、リアフェンダーの盛り上がりを「なめらか」に。
リアだとテールランプが修正されて「従来のフェラーリ」っぽく。
なお、ぼくは296GTBのデザインについてはとくに意見を持っておらず、それはもともと「出されたものはなんでも食べる」という性格に起因しているからだとも思いますが、「それはぼくがとやかく言う問題ではない(言ったところで何も変わらない)」と考えているから。
ただ、296GTBのデザインについては否定的な意見を抱えているわけではなく、新世代のフェラーリとして、うまく「未来」を表現しているんじゃないかとも考えています。
フェラーリ296GTBのデザインを「手直し」する動画はこちら
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