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【動画】全部イエロー!ユーチューバーがフェラーリ正規ディーラーにて6台の限定モデルを紹介する。「イエローはフェラーリの第二のDNA」

2021/10/16

全部イエロー!ユーチューバーがフェラーリ正規ディーラーにて6台の限定モデルを紹介する。「イエローはフェラーリの第二のDNA」

| ここまでフェラーリのイエロー、しかも限定モデルが揃うことはそうそう無い |

「イエロー」はフェラーリにとっても非常に重要なカラーでもある

さて、英国在住のユーチューバー、MrJWW氏がフェラーリ正規ディーラーを訪問し、6台のスペチアーレ(スペシャルモデル)を動画にて紹介。

なんといっても今回の見所は「それらスペチアーレのボディカラーがすべてイエロー」ということで、実際のところ「よくこの6台がイエローで揃ったな・・・」という感じですね。

なお、イエローはフェラーリにとっての「第二のブランドカラー」。

第一のブランドカラーは言うまでもなくロッソ・コルサで、これはフェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリが「子供に紙と絵の具を渡して車の絵を描かせてみれば、間違いなく赤い色の車を描くだろう」と言ったとおり。

そしてイエローについてですが、これは創業の地であるモデナを表すカラーでもあり、イタリアの撃墜王、フランチェスカ・バラッカ伯爵から受け継いだ跳ね馬とともにフェラーリのエンブレムを形成する要素です(よって、かつてフェラーリの新車発表会では、必ずレッドとイエローの個体が用意されていたという)。

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ちなみに同氏がフェラーリディーラーへと乗っていったのは「イエロー」のGRヤリス(英国のカーガイには非常に人気が高い)。

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フェラーリ・スクーデリア・スパイダー16M

まずは2008年のF1コンストラクターズ・チャンピオン獲得を記念して発売されたフェラーリ・スクーデリア・スパイダー16M。

430スクーデリアのオープン版でもあり、搭載されるエンジンは90度V8、出力は510CVを誇ります。

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このエンジンに組み合わせられるギアボックスはセミオートマチックのF1スーパーファスト(6速)、0-100km/h加速は3.7秒、0-1000キロまでを21.1秒で加速し、現代においてもかなり速いクルマだと言えますね。

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フロントフェンダーには「16M スクーデリア」のバッジ。

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フェラーリ458スペチアーレ

そしてこちらは458イタリアのハードコアモデル、458スペチアーレ。

「究極のドライビング・エモーションを追い求めるオーナーに向けて」設計されたクルマであり、現在に至るまで、ぼくが運転した中では「もっとも加速が鋭く、もっとも曲がる」クルマ。

新車当時は”購入できる”枠が存在し、フェラーリ正規ディーラーから「一台どうです?」と言われたものの、そのときは愚かにも購入を見送ってしまいましたが、これはぼくの人生における最大の失敗だと考えています(たぶん死ぬまで悔やむだろうな)。

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搭載されるエンジンは4.5リッター90度V8、出力は605CV、車体重量は1290kg(乾燥重量)にとどまり、0-100km/hをわずか3秒で駆け抜け、最高速度は実に325km/h。

トランスミッションは7速F1デュアルクラッチ、重量配分はフロント42/リア58%で、同じミドシップスーパーカーのランボルギーニに比較すると50:50に近い数字となっています。

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フェラーリ458スペチアーレA

458スペチアーレのオープンモデル、458スペチアーレA。

「A」とはアペルタを指し、フェラーリの常としてオープンモデルの生産を極端に絞ったため、とんでもなく購入することが難しかったと言われます。

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搭載されるエンジンは458スペチアーレと共通ですが、オープン化による補強等のために乾燥重量は1340kgに増加し、しかし0-100km/h加速は458スペチアーレと同じ3秒を維持します(最高速はちょっと低い320km/h)。

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フェラーリ488ピスタ

当時「フェラーリで最もパワフルな」V8エンジン(720CV)を搭載してデビューしたフェラーリ488ピスタ。

ピスタ(Pista)とはサーキットをあらわすイタリア語で、その名の通りサーキット走行に特化した数々の装備を持っています。

F1はもちろん、フェラーリの展開する「XX」プログラムからのフィードバックを取り入れており、Sダクトの装着含めエアロダイナミクスが大幅に向上しているのも特徴です。

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エンジンは上述の通りV8ではありますが、458時代のNAからツインターボ化されることで大きくパワーアップを果たしており、これに7速F1デュアルクラッチを組み合わせることで0-100km/hまでをわずか2.8秒で加速。

ちなみに乾燥重量は458スペチアーレよりも軽量な1280kg、前後重量配分はフロント41.5/リア58.5なので、ちょっとだけ(458スペチアーレより)リア寄りとなっています。

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フェラーリ488ピスタ・スパイダー

こちらは488ピスタのオープンモデルとなりますが、「まず購入が不可能」とまで言われた488ピスタよりもさらに購入難易度が高かったことで知られます。

ちなみにフェラーリのオープンモデルとしては「50代目」とのこと。

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エンジンは488ピスタと共通で、0-100km/h加速も2.8秒と変わらず。

車体重量はオープン化によって100キロ増の1380キロですが、前後重量配分は488ピスタと同じ41.5:58.5となっています。

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車体デザインはベースモデルの488からフェラーリのインハウスに移っており、これを率いるのはフラビオ・マンゾーニ氏。

よってそれまでのピニンファリーナによるデザインとは路線が大きく変わり、「連続する流麗なライン」から「ディティールを強調した、複雑に交差するライン」へとシフトしています(賛否両論あるが、ぼくは賛成派)。

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フェラーリF12tdf

こちらはF12をベースにパワーアップと軽量化、その他モロモロの改良を施したハードコアモデル。

フェラーリはハードコアモデルをリリースするにあたり、(このF12tdfのように)車体の構造までをも変更することがあって、それがまたフェラーリの限定モデルの価値を高めているのでしょうね。

なお、「tdf」とは、フェラーリが1950~1960年代に4連勝を(250GTベルリネッタで)記録したレース、”ツール・ド・フランス”にちなんでいます。

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搭載されるエンジンは6.3リッターV12、出力は780CV、0-100km/h加速は、最高速は340km/h以上。

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F12tdfの車体重量は1415kg(F12から110kgも軽量化されている)、重量配分はフロント46/リア54%とアナウンスされており、フロントエンジン(しかもV12)にもかかわらずこの数値を実現していることには驚かされます。

めったに売り物が出ず、出てくると「1億円」の値を付けることも珍しくはないモデルとしても知られていますね。

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参照:Mr JWW, Ferrari

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