| フェラーリ488ピスタは、フォルクスワーゲン・ゴルフに対し、7倍ものパワーを持っている |
同じ自動車でも、その作られた目的によっとここまでの差が出るとは
さて、フェラーリ488ピスタは0-100km/hまでをおよそ2.65秒で加速するという非常に速いクルマですが、「普通の」フォルクスワーゲン・ゴルフと比較するとどれくらい速いのか?という検証動画が公開に。
ただ、今回の動画では、単にその速さを競うのではなく、「どれくらいゴルフにハンデを与えれば、フェラーリ488ピスタと1/4マイル(ドラッグレース)を同等で走らせることができるのか」という新鮮な視点からの実験となっています。
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両者のスペックにはこれだけの違いがある
そこでまずはフェラーリ488ピスタのスペック。
720馬力を発生する3.9リッターV8ツインターボエンジンを搭載して後輪を駆動し、0-96km/h(0-60マイル)までは約2.7秒、車体重量は1385kg。
対するフォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ6)は1.6リッターターボディーゼルエンジンを搭載して前輪のみを駆動し、出力は103馬力(フェラーリ488ピスタがこの7倍のパワーを持つということに驚かされる)、車体重量は1269kg。
実際に走ったらこうなった
まずは1本目ですが、どれくらい両者に差があるかわからないので、まずはフォルクスワーゲン・ゴルフが時速96キロでフェラーリ488ピスタの横を通過し、そこから(停止状態にある)フェラーリ488ピスタが一気に加速するというスタイルを取っています(もちろん、ゴルフもそこから思いっきり加速)。
こんな感じでゴルフが後ろから走ってきて・・・。
ゴルフが通過したところでフェラーリ488ピスタが発進!
しかしこの時点ですでに圧倒的と思える差がついていて、さすがのフェラーリ488ピスタでもこれを挽回するのは難しいのでは?という感じ。
ただしフェラーリ488ピスタはその差を徐々に詰め・・・。
加給がかかると同時に怒涛の加速を見せ・・・。
ズバっと抜く!
最初はゴルフのドライバーも「このまま勝てるんじゃないか?」という喜びを見せていたものの・・・。
フェラーリ488ピスタのあまりの速さに「Oh・・・」。
やはり両者には圧倒的な差があった
じゃあもっと差をつけようということで、今度はゴルフが時速128キロで通過し、そこからフェラーリ488ピスタが加速を開始したとしても「フェラーリ488ピスタの勝ち」。
その後「時速128キロで通過」するというハンデでようやくフェラーリ488Pピスタとゴルフとが並ぶ(ギリギリ勝てる)という状況になっていますが、その差は思っていた以上に大きいといった印象です。
そう考えると、いかに遠くであったとしても、フェラーリ488ピスタがミラーに映ったならば、即座に道を譲ったほうが良さそうですね。
フェラーリ488ピスタ、フォルクスワーゲン・ゴルフが「ハンデつき」でドラッグレースを競う動画はこちら
参照:Driven Media