| 木の塊からここまでのクオリティを持つスケールモデルを作ることができるとは |
世の中には驚きのスキルを持つ男たちがたくさん隠れている
さて、これまでにも数々のウッド製スーパーカーやプレミアムカーを作ってきた木工系ユーチューバー、「ウッドワーキングアート」。
今回は最新作としてフェラーリSF90スパイダーを公開していますが、なんと実車同様の構造にてルーフが開閉するという驚きの構造を持っています。
制作にかかったのは25日だそうで、ここで「どうやって作られたのか」を紹介したいと思います。
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はじまりは「木のブロック」から
このフェラーリSF90スパイダーについてはブロック状の木からの「削り出し」。
こんな感じの木の塊を選ぶところから始まります。
そしてそこへサイドビューを描き・・・。
ざっくりとカット。
さらにタイヤハウスやコクピットをくり抜きます。
スマホにて実際のフェラーリSF90スパイダーを確認しながら・・・。
ひたすら削ってゆきますが、リアディフューザーのフィンなどは素晴らしい再現度ですね。
グリルの穴はドリルにて再現。
フロントも同様に削ってゆき・・・。
だんだんと形を成してきます。
リアフェンダー状のエアインテークもしっかりと再現します。
エンジンも削り出しにて成形。
タイヤはちゃんと前後異なる幅にて削り出し。
ホイールディスクも驚くべき精密さにて作り上げられます。
インテリアはこう。
各パーツが出来上がったらこうなった
そしてこちらがいったん各パーツが出来上がった状態。
表面はニスにて仕上げられ、テールランプやブレーキディスク/キャリパー、タイヤなど一部パーツには着色が施されています。
そこから各パーツを組み付けてゆきますが、ステアリングホイールを回すとちゃんとタイヤが左右に動き、かつサスペンションも内蔵。
テールランプを取り付け・・・。
リヤが完成。
ナンバープレートやパーキングセンサーまでもが作り込まれるという芸の細かさよ・・・。
ドアが開閉するのはもちろん・・・。
なんとハードトップの開閉が可能となっており、この閉じた状態から・・・。
トノカバーが持ち上がり・・・。
ハードトップが展開!
実車のように「電動にて14秒」というわけにはゆきませんが、手動とはいえどおそるべき精度を持っていることがわかります。
木製なので再現度には限界があるものの、それでもこの職人魂には頭が下がる思いですね。
ウッドにて驚きのクオリティを持つフェラーリSF90スパイダーを作り上げる動画はこちら
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