【動画】フェラーリSF90ストラダーレ、そしてマクラーレン765LTの「最速」ドラッグレース対決！両者譲らずコンマ0.01秒の僅差という結果に

｜　アプローチは異なれど、同じような結果になるのが面白い　｜

それにしてもセオリーを無視したマクラーレンの速さには驚かされる

さて、現在のところ「直線加速最速クラス」ともいえるスーパーカー、フェラーリSF90ストラダーレとマクラーレン765LTとのドラッグレース動画が登場。

これらはそれぞれのメーカーによる、（少量生産モデルを除くと）最も速く、最も美しく、最も高価なクルマでもあり、今回はドラッグレース専門ユーチューバー、ドラッグタイムスがその雌雄を決することとなったわけですね。

今回の対決においてはドラッグレース専用コースを用いており、PJ1トラックバイトと呼ばれる樹脂ベースのコンパウンドをアスファルトに薄く散布して路面のグリップとトラクションを高め、さらに優れたパフォーマンスを引き出すことに成功しています。

フェラーリSF90ストラダーレは「プラグインハイブリッド」

フェラーリSF90ストラダーレは3.9リッターターボエンジンに3つのエレクトリックモーター（フロント2つ、トランスミッションに1つ）を組み合わせたパフォーマンス重視のハイブリッドシステムを採用しており、この強力なシステムは1000馬力（735キロワット）のピーク出力を発生し4輪を駆動します。

なお、トランスミッションは8速デュアルクラッチオートマチック、車体重量は1570kg（乾燥重量。そのうちハイブリッドシステムは250kg）、公称値だと0−100km/h加速は2.5秒。

マクラーレン765LTはマクラーレン市場最速クラス

そしてマクラーレン765LTは4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、出力は765馬力、トランスミッションは7速デュアルクラッチオートマチック、駆動輪は後輪のみ。

公称値だと0−100km/h加速は2.7秒、車体重量は驚愕の1229kg（乾燥重量）にとどまります。

実際に走ってみたらこうなった

そして実際に両者がドラッグレースを走ってみた結果ですが、今回の結果ではマクラーレン765LTが9.591秒、フェラーリSF90ストラダーレが9.577秒という「僅差」。

なお、今までにもこれら両者が加速を競う動画が公開されているものの、いずれも「わずかな差で買ったり負けたり」しており、ちょっとした事情によってその優劣が入れ替わってしまうようですね（グリップの良い環境だと、4WDレイアウトを持つSF90ストラダーレのほうがやや速い結果となるようだ）。

ちなみに終速だとマクラーレン765LTが時速144.97マイル、フェラーリSF90ストラダーレが146.69マイルというこれまた「僅差」。

一般的なセオリーだと「ハイブリッド」「4WD」「1速多い8速トランスミッション」そして1000馬力という大パワーを持つフェラーリSF90のほうが（たとえ重量が重くとも）速くゼロヨンを駆け抜けることにあんりそうですが、そういったセオリーを無視したマクラーレン765LTの加速にはいつもながら驚かされます。

マクラーレン765LT、フェラーリSF90ストラダーレとがドラッグレースを走る動画はこちら

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参照：DragTimes