｜ 変わってない部分はほぼゼロ、全域に渡ってマンソリーの手が入る ｜
出力向上に伴いマンソリーF9XX」のパフォーマンスも大幅向上
さて、ここ最近積極的にフェラーリのカスタムを提案し続けるマンソリー。
今回はフェラーリSF90ストラダーレをベースとしたコンプリートカー「マンソリーF9XX」を公開しています。
このF9XXはもともとのフェラーリSF90ストラダーレのデザインを完全にオーバーホールするもので、（大理石の柄のように見える）鍛造カーボンファイバーを使用したボディパネルを持ち、ダウンフォースそして冷却性能を向上させていることが特徴です。
マンソリーF9XXの外観はあまりにアグレッシブだった
見たところ「変更されていない」のはドアそしてルーフとリアフェンダーのみに見え、その他はすべて何らかの変更を受けているようにも見えますね。
フロントバンパーは新デザイン、そしてその下にはウイングレットつきのスポイラー。
フロントはフェラーリ812コンペティツィーネのように横方向に構造材が入るデザインを持っており、SF90ストラダーレのイメージを一新させています。
サイドステップは複数のパーツに分かれ、ドアやリアフェンダーにまたがってエアロパーツが装着されています。
ホイールはフロント21インチ / リア22インチ、そしてエアロディスクも取り付けられ、サスペンションも変更されて車高が大きく落とされることに。
リアバンパーとリアディフューザーも大きくアップデートされ、テールランプは位置が少し上に移動されているようですね。
リアウイングは（サイドのほうが）ややフェラーリFXX Kっぽくも見え、マンソリーはちょっと前に「フェラーリを模倣したデザイン」にてフェラーリから訴えられただけにちょっと心配にもなりますね。
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リアバンパーとリアウイングは一体化し、テールパイプは「4本出し」。
マンソリーF9XXのディティールはこうなっている
そしてこのマンソリーF9XXののディティールを見てみたいと思いますが、フロントフェンダーはエア抜き用の「ルーバー付き」へ。
エッジにはイエローのラインが設けられています。
ドアミラーの上半分はマンソリーによる鍛造カーボンパーツに。
後方はバイザー形状。
リアフェンダー上のエアインテークにもカーボン製のエアガイド。
エンジンフードには「シュノーケル」。
ルーフ上のアンテナにもイエローのライン、そしてシュノーケルのインテーク部分にはメッシュ。
いかにもエアを吸い込みパワーを発生しそうなルックスですが、実際にマンソリーは4リッターV8ツインターボをチューンし出力を980PS / 980Nmにまで向上させています（もともとは780PS）。
ただ、エレクトリックモーターやバッテリー、インバーターや制御系に手を加えることは難しく、よってエレクトリックパワートレイン（220PS）についてはチューニングされていない状態ですが、ガソリンエンジンの出力アップによってパフォーマンスも向上しており、0−100キロ加速は2.4秒、最高速は時速355キロへと更新されています。
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参照：Mansory