アマルガムがフェラーリとの提携を強化すると発表！自分がオーダーしたフェラーリをそのままアマルガムで再現することが全スケールで可能に【動画】

｜　以前から同様のオプションが存在していたと記憶しているが、その対象範囲が拡大したもよう　｜

ただしその価格はおそらく「恐ろしく」高価

さて、フェラーリがアマルガム・コレクション（Amalgam Collection）とのパートナーシップを強化する、と発表。

アマルガムは英国のミニカーメーカーですが、もともとはダイソンなど英国企業向けの試作品を3Dプリンタなどで製作して提供することを生業としており、その精密加工技術を生かして始めたのがモデルカー事業です。

ただ、今ではミニチュアカー界だと知らぬものがいないほどの知名度を誇っており、その理由は何といってもその再現性。

写真だけを見ると実車と見まごうほどの精巧さを持っていますが、そのバックボーンを生かして非常にクオリティの高い製品を作っているわけですね。

新車のフェラーリを注文すると同時にアマルガムのミニカーも注文が可能

なお、アマルガムとフェラーリは1998年からパートナーシップ関係にあり、2005年からフェラーリの顧客向けに（顧客のクルマと同じ仕様を持つ）オーダーメイドのモデルカーを提供しており（70周年記念限定モデルもアマルガムが製作していた）、今回のコラボレーション拡大によって1/8もしくは1/12スケールのモデルも注文できるようになったと紹介されています。

なお、これら1/8もしくは1/12スケールはアマルガムに直接注文することが可能で、しかし1/18サイズはフェラーリの正規ディーラー経由でしか注文できないそうですが、いずれの場合もフェラーリからアマルガムに仕様書が（ペイントコードとともに）送られることになり、その仕様書をもとにアマルガムが完璧なモデルカーを製作する、とのこと。

たしかにぼくもフェラーリ296GTBの仕様を決める際、その仕様書をもとにアマルガムにミニカーをオーダーできると説明を受けたものの、「いったいいくらになるのかわからない」とい恐怖があったために見送っています。

このアマルガム製ミニカーにつき、1/8スケールになると、ドアや各部ハッチがオープンしたりといった感じで可動パーツが増えるそうですが、カーボンファイバー製の台座や透明のアクリルケースが付属しており、オプションでは（ケースの）照明も選べる、とのこと。

参考までに、アマルガムでは車両のヘッドライトやテールランプなどに照明を組み込むという注文も受けていて、しかしこれもまた恐ろしい金額になりそうですね。

モデルや仕様にもよるものの、そこまでこだわっていない「普通の」仕様だと、アマルガムのサイトを見る限りでは1/8で250万円くらい、1/12で70万円くらい、1/18で30万円くらいですが、オーダーメイドとなるとここからさらに料金が加算されるのは間違いのないところです。

モデルによってはやはり実車にしか見えない

アマルガムのモデルはいずれも非常に高価ではあり、しかしこれだけの支持を集めていることでもわかるとおり「価格を納得させるだけの価値」があって、たとえばこのインテリアの画像を見ると実車とは区別がつかないほど。

レザーや金属、カーボンファイバーの質感も驚くべきレベルで再現されています。

ウエザーストリップやドアのキャッチ部分までも再現されていることがわかりますね。

こちらはレッド仕様にキルティング仕上げのフロアカーペット。

もちろん外装の仕上げも「完璧」です。

アマルガムによるフェラーリのモデルカーを紹介する動画はこちら

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参照：Amalgam Collection