フェラーリの新型ハイパーカー試作車が目撃される！クーペは2024年に限定599台、オープン版は2027年に80周年記念として199台が発売されると言われるが【動画】

｜　フェラーリはこの数年、多数の新型車発表にて忙しくなりそうだ　｜

とくにこの1-2年は革新的な、そして大きな話題を呼ぶモデルが追加されると予想される

さて、フェラーリは288GTO以降、「スペチアーレ」と言われる限定モデルを販売しており、ほとんどの場合がフェラーリの会社設立（1947年）の節目にあわせて発表もしくは発売がなされています。

これまでにはF40、F50、エンツォフェラーリ（アペルタ）、ラフェラーリといったモデルが存在しますが、今回はそれらの系譜に連なると思われる新型ハイパーカーの姿が目撃されています。

このハイパーカーのオープンモデルは80周年記念車として登場？

なお、この新型ハイパーカーは、ちょっと前にリークされた情報によると、2024年10月に599台限定にてデビューし、その後2026年7月にはサーキット走行専用モデルとしてXXバージョンがラインアップに加わり（生産台数は30台のみとされている）、フェラーリ80周年となる2027年にはオープンモデルがわずか199台のみという限定台数にて発売されると言われています。

そして今回目撃されたのがその新型ハイパーカーではないかということですが、その外装を見るに、ここ最近目撃されていたいかなるプロトタイプとも異なるもので、ヘッドライトは296GTB、ドアミラーはデイトナSP3っぽく、テールランプはおそらくSF90ストラダーレから。

ボディ形状から判断するとミドシップ、そして車体には高電圧ステッカーが貼られているのでハイブリッドモデルではないかと思われます。

なお、フェラーリはピュアエレクトリックハイパーカーを開発中であることがわかっていますが、おそらく「周年記念モデル」として”ピュアエレクトリック”カーを発表するとは考えにくく（未来を示すためにそうする可能性も否定できないが、現段階では伝統のほうが重んじられると考えている）、よってガソリンエンジン、しかもV12を搭載することになるのかもしれません。※一応テールパイプも見えるが、あまりにきれいなのでフェイクの可能性もある

リアセクションを見ると大きなウイングが装着されていることがわかり、しかしフェラーリは伝統的に、ロードカーには「独立した」構造を持つウイングを与えないので（ウイングを装着する場合は、F40やF50のようにボディ一体構造）、市販時にはこのウイングが装着されることはないかもしれません。

それでもフェラーリがこのプロトタイプにウイングを装着している理由はナゾですが、もしかするとレーシングカーに”偽装”しているという可能性も考えられ、フェラーリとしてはこのハイパーカーの存在をなんとしても隠しておきたいのかも（フェラーリは公道上でレーシングカーのプロトタイプを走らせることがある。実際にぼくがフェラーリ本社に行ったときは走ってた）。

フェラーリは今年以降、14もの新型車を発表

なお、フェラーリは今後14もの新型車を発表する計画を持っており（プロサングエを入れると15モデル）、よって今回目撃されたハイパーカーもそこに含まれることになりますが、フェラーリは直近だとローマ・スパイダー、SF90VSとそのオープンモデルの発表を控えており、さらにはピュアエレクトリックハイパーカーに今回目撃されたハイブリッドハイパーカー、加えてそのオープンモデル、そして296GTB/296GTS後継モデルに新型V12スーパースポーツなど多数のニューモデルを発売するであろうことが推測されており、様々な話題を振りまいてくれることになりそうですね。

フェラーリの新型ハイパーカーの試作車を捉えた動画はこちら

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参照：Varryx