フェラーリ製新型ハイパーカー「最新」試作車が走行中！テールパイプにマイクを当ててサウンドチェック中、エンジンはV8もしくは499Pと同じくV6の可能性も【動画】

｜　フェラーリとしては499Pでル・マンを制し、その優勝記念車としてこのハイパーカーを発売したいはずだ　｜

ただしそうなると「F1との関連性がないスペチアーレ」となることに

さて、スーパーカーストーカーにしてスパイビデオ系ユーチューバーであるVarryx氏。

今回は自身のYoutubeチャンネルにフェラーリの新型ハイパーカー（プロトタイプ）が走行する様子を収めた動画を公開することに。

この新型ハイパーカーは、フェラーリが2025年前後に発表すると言われるピュアエレクトリックハイパーカーとは別の存在だと見られており、ガソリンエンジンを積むハイブリッドカーになると推測されています。

今回目撃された個体は「以前とは別」のプロトタイプか

このハイパーカーは2024年にクーペ版がまず限定599台、2027年にはオープンモデルが199台のみ（80周年記念として）発売されると言われ、つまりはラフェラーリの直接の後継モデルとなるクルマ。

今回目撃された個体はこれまでのものといくつか異なる点があり、以前の個体はフロントバンパーに「（最高速が3km/h落ちるという）ニスモのブタ鼻」のようなパーツが取り付けられていたものの、今回の個体にはそれがなく、かつカモフラージュパターンも異なっているので、”別の車体”だと考えて良さそうです。

さらにリアの構造もちょっとだけ差異があり、ウイングやディフューザーは変わらずとも、テールパイプ付近の構造がすこし改められているもよう。

ちょっと気になるのは、リアにマイクのようなものが取り付けられ、それがテールパイプに伸びており、おそらくはエキゾーストサウンドを拾っているであろうこと。

これを見るに、このテールパイプはダミーではなく、実際に内燃機関を積んでいるという線が濃厚となりますが、一説によるとV12ではなく、SF90系に積まれる4リッターV8ツインターボを搭載し、ハイブリッドパワートレイン（車体には高電圧ステッカーが貼られている）との組み合わせにて1,000馬力以上を発生する、と言われます。

なお、フェラーリのスペチアーレ（ここでは周年記念モデルを意味）については、モータースポーツに直結する構造や技術が用いられることが常であり、それを鑑みると、ハイブリッドシステムにはSF90ストラダーレのものではなく、ル・マン・レーサーである499Pと同様のシステムが積まれると考えるのが妥当かもしれません。

次期フェラーリ製ハイパーカーは「499P」をイメージ？

たしかにフロントバンパーやフロントフェンダーは499Pを連想させる形状を持っているものの、このプロトタイプは「かなり初期のテスト車両」だとも考えられるので、このままのデザインで発売されるわけではなく、もちろんなんらかの、もしくは大きな変更がここから加えられるのは間違いなさそう。

ただ、フェラーリとしては、今年のル・マン24時間レースにおいて見事優勝を飾り、そのウイナーである499Pのイメージを反映させたハイパーカーを「ル・マン優勝記念車」として発売したいと考えていると推測しており、499Pとの強いデザイン的関連性が与えられるだろうと予想しています。※そう考えると、搭載されるエンジンはV8ではなく、499Pに積まれるV6となるのかも

フェラーリの新型ハイパーカーが走行する様子を収めた動画はこちら

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参照：Varryx