フェラーリF8スパイダーの過激カスタムが北米から登場！外装ほぼ入れ替えに加えレース用エキゾースト装着、2700万円程度のカスタムが追加され8870万円で販売中

｜　相変わらず北米ではフェラーリのカスタムが大人気　｜

そしてポリッシュ/メッキホイールが好まれるのも北米のカスタムシーンにおける特徴のひとつ

さて、アメリカ西海岸を拠点としてスーパーカーのカスタムやチューンを手掛けるクリエイティブビスポーク。

これまでもフェラーリF12ベルリネッタや488のカスタム車両を公開していますが、今回はF8スパイダーにエアロキット含むワイドボディキットを装着した上、様々なアップグレードを施した車両を公開。

なお、このフェラーリF8スパイダーのカスタム車両は1台のみが製造され、金額にして2700万円程度のパーツ、そして塗装や装着などのコストが投じられている、とのこと（現在649,000ドル＝8870万円にて販売されている）。

クリエイティブ・ビスポークによるフェラーリF8スパイダーはこんな仕様を持っている

そこで今回クリエイティブ・ビスポークが公開したフェラーリF8スパイダーを見てみると、Aピラー、ドア、ドアミラー、リアフード以外はすべて交換されているという状態。

フロントバンパー（カーボンファイバー製リップつき）交換に加えてフロントフェンダーやフロントフードはダクト付きのアグレッシブなデザインへと改められ、フェンダーは前後ともワイド化されています。

ホイールにはフロント21インチ、リア22インチの異径サイズを採用し（MVフォージド製）カーボンファイバー製のディスクつき、そしてもちろん車高は限界まで落とされることに。

サイドステップも張り出しの大きなパーツへと変更され、リアバンパーそしてリアディフューザーもオリジナルデザインに、さらにはポップアップ式リアスポイラーも大型そして角度がより強いデザインへ。

リアバンパーやサイドステップなどには3本のスリットが入り、これはフェラーリ250GTOや、その意匠を部分的に取り入れた812コンペティツォーネ、F12tdfなどを意識しているように見えます。

加えてリアディフューザーの形状や、両端のデザインから判断するに、488スペチアーレを意識していると思わせる部分もあり、様々なフェラーリのスペシャルモデルからディティールを拝借しているもよう。

フロント～サイド～リアアンダーにはレッドのハイライトが入り、サイドにはイタリアンフラッグがあしらわれています。

なお、ボディカラーはホワイト、そしてそこへマットブラックとレッドのラインが入り、ホイールはポリッシュ（メッキに近い）という「いかにもアメリカのチューナーが手掛けた」という仕様。

ちなみにエキゾーストパイプは「ゴールド」で、このエキゾーストシステム自体は”レース用のフルシステム”だと紹介されており、エンジンコントールシステムのアップグレード含む「ステージ2」パフォーマンスパッケージが装着されているのだそう。※ただしどれだけ出力が向上したのか、またパフォーマンスについては明かされていない

クリエイティブ・ビスポークによるフェラーリF8スパイダーのインテリアはこうなっている

そしてこちらはこのF8スパイダーのインテリア。

パイソンレザーによって張り替えられていると紹介されていますが、一見した印象ではノーマルに近く、シートやセンターコンソール、ダッシュボードのロワー部分はレッド（ホワイトステッチ入り）、シートの座面と背もたれ部分にはブラックのパンチング仕様アルカンターラ、そして中央にはホワイトのライン、さらにヘッドレスト部にはホワイトの糸による跳ね馬（プランシングホース）刺繍が施されています。

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