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まさにフェラーリパラダイス、スペシャルモデル中心の撮影会へ参加してきた(1)。フェラーリ430スクーデリアはこんなクルマ【動画】

まさにフェラーリパラダイス、スペシャルモデル中心の撮影会へ参加してきた(1)。フェラーリ430スクーデリアはこんなクルマ【動画】

| フェラーリのスペシャルモデルが一同に会する機会はありそうで「意外とない」 |

今回集まったフェラーリのボディカラーはロッソ・スクーデリアとロッソ・コルサ

さて、フェラーリとポルシェのスペシャルモデルを集めた撮影会に呼んでいただき、大阪 天保山の「赤レンガ倉庫」へ。

この赤レンガ倉庫はぼくがフェラーリを購入したオートカヴァリーノさん属するG LIONグループが管理しており、赤レンガステーキハウスG LION MUSEUMといった施設が入っていて、自動車以外の(ルイ・ヴィトンのファッションショーなど)様々なイベントに使用されることも。

そしてミーティングやロケーション撮影にも対応しているため、様々なクルマのオーナーズクラブ、そしてコレクターの方たちが撮影スペースとしても活用しているわけですね。

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今回の撮影にはこんなフェラーリとポルシェが集まった

今回の撮影に集合したフェラーリは430スクーデリア、458スペチアーレ、488ピスタ、そしてF8トリブート。

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ポルシェでは911GT3 RS 4.0が集合していますが、これらはすべて一人のオーナーさんが所有しています。

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そこで各モデルを見てゆきたいと思いますが、まずは430スクーデリア。

2007年のフランクフルトモーターショーにて発表されたスペシャルモデルで、搭載されるエンジンは4.3リッターV8(自然吸気)、出力は510馬力、車体重量はベースモデルのF430から200kgも軽量化された1,250kg。

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「スクーデリア」はイタリア語で「厩舎」「チーム」を意味し、フェラーリのレーシングチームの名称も「スクーデリア・フェラーリ」であることからもわかるとおり、この430スクーデリアはフェラーリにとって非常に重要な意味を持つモデルです。

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ちなみにボディカラーは「ロッソ・スクーデリア」で、これは「ロッソ・コルサ」よりもちょっと明るい、いわば朱色にも近い色味を持っています。※右がロッソ・スクーデリア、左がロッソ・コルサ

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開発にはミハエル・シューマッハが深く関わり、発表イベントには同席しイタリア語で車両を紹介したと言われていますが、カーボンセラミック製ブレーキディスク、ドライブモードとし「レーシング・マネッティーノ」を装備すること、セミATが「スーパーファスト2」に進化したこと、スタビリティコントロールに「E-Diff2」を採用することなどが機能面での特徴。

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外観だとフロントバンパー形状が変更されていますが、これは「より多くのエアを取り入れること」「ダウンフォースを強化すること」を目的とした改良だとアナウンスされています。

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さらにはバンパーのセンターや・・・。

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ホイール(専用の10本スポーク)、ヘッドライトハウジングに「グレー」を採用したことも視覚的な識別点(グレーのストライプも430スクーデリア特有である)。

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ブレーキキャリパーはパーキングブレーキ用の小さいブラックのユニットが独立したタイプ(現行各モデルだと、メインのブレーキキャリパーにパーキングブレーキ用のユニットが格納されている)。

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そのほかフェンダー上のエアインテークや・・・。

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サイドステップに設けられるエアインテークも大型化。

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今回集まったフェラーリ4台の中では、唯一純粋なピニンファリーナによるデザインを持っていますが、430スクーデリアは「ピニンファリーナ、シューマッハ、自然吸気エンジン」という、現代のフェラーリが失ってしまった要素を併せ持つ稀有なモデルということになりますね。

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リアセクションだとテールエンドが「リップ」形状を持ち、より高いダウンフォースを発生すること、そしてテールパイプがF430の「左右4本出し」から「高い位置の2本出し」となったことが特徴的。

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マフラーエンドの位置変更については、リアディフューザーの大型化、それによってもたらされるダウンフォースの増加が目的だと思われます。

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さらにはカーボンパーツが多用されることも見逃せず、ドアミラーや・・・。

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リアフェイシアにもカーボンファイバー。

なお、このリアの跳ね馬(プランシングホース)はセンターピラーに沿う形で湾曲しており、かつ薄く、しかもマットな色調を持ちつつも彫りが深いという、ほかのフェラーリ各モデルとは一線を画す仕様を持っています。

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ちなみにこちらは「通常の」プランシングホース。

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エンジンルームだと、エンジンベイ、プレナムチャンバー、フィルターハウジングもカーボンファイバー製です。

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なお、488ピスタ、F8トリブートといった「ターボ勢」の重低音とは異なり、「軽快で澄んだ」サウンドを持つといった感じ。

エンジンスタート、アイドリング、低速での移動時の音しか聞いていないものの、高い精度で動く機械のみが奏でうる音を持つという印象で、高回転時にはとてつもない快音を聞かせてくれそうです。

こういったスペシャルモデルを「単体」で見る機会はあっても、ほかのスペシャルモデルと並ぶといった状況はなかなかかく、この機会を与えてくださったオーナさんには誠に感謝。

なお、ほかの画像はFacebookページのアルバムに保存しています。

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フェラーリとポルシェの撮影会に参加してきた際の動画はこちら

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