| マンソリーに比較すると、まだノビテックは「とっつきやすい」部類である |
ウルスのもともとのデザインを強化する方向でパーツがデザインされ、そのぶんマッチングも「なかなか」
さて、フェラーリやランボルギーニなどハイエンドスポーツのカスタムを得意とするノビテックより、ランボルギーニ・ウルスSそしてウルス・ペルフォルマンテのカスタムパーツが一挙リリース。
外観についてだと、基本的には純正パーツを活用する方向にてノビテック製パーツが「アドオン」されることになり、フロントだとバンパーに様々な「アタッチメント」が追加されることに。
一方、フロントフードやフェンダーアーチ、リアスポイラーなどは「交換」という対応となるようですが、いずれも加工を要せず装着できるように見え、つまりは「不可逆的」カスタムではないようですね。
ノビテックによるランボルギーニ・ウルスS / ウルス・ペルフォルマンテはこんな仕様を持っている
そこでこのノビテックによるランボルギーニ・ウルスS(グリーン) / ウルス・ペルフォルマンテ(ブラック)を見てみると、フロントだと純正バンパーに複数のリップやアタッチメント、そしてフィンを装着することで表情が一変。
フロントフードはカーボンファイバー製です(ウラカンSTOっぽいデザイン)。
フロントとリアフェンダーはそのままにワイドな「ホイールアーチ」へと交換し、それにあわせてサイドステップも大型化。
ホイールは鍛造、そしてセンターロック(23インチ)。
もちろんカラーは豊富に揃い、「カスタムカラー」でのオーダーも可能です。
なお、ホイール含め全体的に「もともとのウルスのデザインを活かし、さらにそれを強調したかのような」ディティールを持っており、よって違和感なくウルスにマッチしているようにも見えますね。
リアバンパーはそのままにディフューザーが交換され、さらにはカバーなどの装着によっていっそうアグレッシブに。
バンパー本体にもアタッチメントが追加され、リアエンドにはリップスポイラーが追加。
なお、ローダウンスプリングとホイールスペーサーも用意されていますが、意外と欧州のチューナーはスペーサーを使用することが多く、これはけっこう意外な事実です(スペーサーについては、見栄えが良くなる以外は何もいいことがないと捉えている)。
ノビテックはランボルギーニ・ウルスのエンジンを666馬力から782馬力へ
そしてノビテックはもちろんパフォーマンスの向上にも余念がなく、ステージ3までのチューニングプログラムを用意することで最大782馬力にまで向上させています(この場合、最大トルクは驚愕の1,032Nm)。
これは得意のサブコン「Nトロニック」、そしてオリジナルのエキゾーストシステム(スポーツ触媒バージョンに加えて直管仕様もある。ただしインコネルやチタンではなくステンレススティール製)によって達成されるものですが、さすがターボエンジンだけあって大きく出力が向上し、これによって0−100km/h加速は0.2秒短縮されて3.1秒、最高速は306km/hから311km/hへ。
もちろんノビテックのパーツは安価ではありませんが、マンソリーのように「コンプリートカー」としての販売ではなくパーツ単体での販売がメインなので「まだとっつきやすい」部類かもしれません。※もちろんノビテックもコンプリートカーの販売も行っている
今回公開された車両のインテリアは「ノーマル」にとどまり、しかしもちろんリクエストによって「いかようにでも」カスタムが可能だとアナウンスされています。
ノビテックによるランボルギーニ・ウルスS / ウルス・ペルフォルマンテを紹介する動画はこちら
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参照:NOVITEC