｜ おそらくは相当な速度が出ていたはずではあるが、それにしては周囲が破壊されずに済んだようだ ｜
乗員の安否については報じられず、しかし無事を祈るばかりである
さて、フェラーリ・プロサングエは前輪駆動システムと優れたドライブモードを備え、最もインテリジェント、そしてもっとも安全なフェラーリだと目されていますが、そのプロサングエが中国にて大きな事故を起こしてしまったとの報道。
この事故の詳細は不明ではあるものの、フロント部を大きく損傷しており、V12エンジンがフロントエンジンもろとも吹っ飛んでいることから、相当な速度にて走行中、何らかの理由にてクラッシュしてしまったのだと思われます。
まさかフェラーリ・プロサングエがここまで分断されるとは
なお、事故後の画像を見て疑問に思うのは周辺に破損の形跡がなく、相手方のクルマも見当たらないこと。
これだけの大きな事故であれば路面を含め様々な痕跡が残っていても良さそうではあるものの、周囲にはそれらしきダメージが見当たらず、そしてプロサングエのフロントと左側面以外にはほとんど損傷がなく「パカっと」フロントが外れていること。
いったいどうすればこんなにきれいにエンジンが飛んでゆくのかはナゾではあるものの、事故の発生形態は「100の事故があれば100通り」なので、この事故にも想像もよらない要因があったのかもしれません。
なお、状況としては「ウェット」なので、プロサングエのドライバーもしくは相手方が車両の操作を誤った可能性が高く、さしものプロサングエとて「万能ではなかった」ということになりそうです。
「フロントがなくなる」という大きな事故ではあるものの、車両が横転したりあちこちにぶつかったわけではないようにも見え、その損傷度合いの大きさに比較して「修復可能」である可能性も高く、よってこのプロサングエが廃車を免れ、再び路上を走ることを願わんばかりです。
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