Image：iliasabawi
| フェラーリのロードカーはその「あり方」を微妙にシフトさせつつある ｜
このプロトタイプを見るに、フェラーリ296GTB”ハードコア版”のデザインはほぼ完成状態にあるようだ
さて、フェラーリ296GTBのハードコアバージョンのプロトタイプが目撃され、まるでレーシングカーのようだとして話題に。
ちなみにフェラーリは296関連の商標だと「296スペチアーレ」「296スペチアーレA」「296ムジェロ」「296ムジェロ・スパイダー」を出願していることがすでに報じられ、おそらく「296スペチアーレ」はこのハードコア版、「296ムジェロ」は296GTBのフェイスリフトバージョンに用いられることになるのだと推測されています。
フェラーリ296GTBのハードコアバージョンは「296チャレンジ」あるいは「296GT3」のようである
今回インスタグラムに公開されたスパイフォト / スパイビデオを見てみると、その外観は「ほぼレーシングカー」。
296GT3との類似性も見られ、たとえばフロントのカナードそしてフロントフード上の排気用ダクトは（ややトーンが抑えられ）296GTBのスペシャルバージョンに採用されることになるのかもしれません。
一方で296GT3との相違も見られ、サイドスカート形状は独自の形状、そしてリアにはウイングがなく、（296GTBと）大きな変化がないようにも（ただし目撃された車両はプロトタイプなので最終的な市販バージョンがどうなるのかはわからない）。
現時点では名称はもちろん発表時期や価格、限定台数については不明ではあるものの、SF90 XX以降、フェラーリのスペシャルモデルは「ロードカー」よりも「レーシングカー」に近い存在へと変貌を遂げているようですね。
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参照：iliasabawi（Instagram)