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【競売】ランボルギーニ最後のV8スーパースポーツ「ジャルパ」。予想落札価格1300万円

2018/01/13

| ランボルギーニにとって最後のV8スーパースポーツ |

ウルスが登場するまでは「最後のV8ランボルギーニ」だった「ランボルギーニ・ジャルパ(JALPA)」がシルバーストーン・オークションに登場予定。
生産は1982〜1990年と長く、その間に419台が生産され(なお生産179台という説も)、34台が右ハンドルだと言われます。

ランボルギーニ・ジャルパとは?

350GT→400GT→ミウラ→イスレロ→ハラマ→エスパーダ→ウラッコ→カウンタック→シルエットと続いたのちに登場したミドシップV8スーパースポーツとなり、当時フェラーリ308の対抗として企画されたもの。
デザインはミウラやカウンタックと同じくベルトーネで、エンジンは3.5リッター、出力は255馬力。
いわゆる「ベイビー・ランボ」ですね。

2人乗りのミドシップレイアウトとなっており、直接の後継モデルはなし。
ただし、ミドシップ2人乗り、そしてV8フェラーリへの対抗という意味では「ガヤルド」がこの後継になるとも考えていいかもしれません。

ボディサイズは全長4330ミリ、全幅1880ミリ、全高1140ミリ、と当時としてはかなり大きなサイズ。
重量は1510キロと結構重く、先代であるシルエットに比較しても300キロ近く重くなっているようですね。
ルーフはデタッチャブル式で、取り外したルーフはシート後方に収納可能。
ミドシップにしては珍しく、リアにトランクスペースを持つことでも知られます(ガヤルド、ウラカンにはリアトランクがない)。

なおランボルギーニもフェラーリ同様に自社サイトにて過去モデルの紹介を行っており、ジャルパについての解説はこちら。

相当に珍しく知名度の低いランボルギーニではありますが、そのブリルターフェンダー、リトラクタブルヘッドライトといった特徴から「かなりイケてる」とぼくが考えるクラシックランボルギーニの一台でもあります。
※マイナーすぎるのか、サークルKサンクスより発売されていた「京商ランボルギーニ」シリーズからも発売されていない模様

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現在のオーナーに購入されたのは2013年

今回オークションに出品されるのは1983年に製造された個体で「46番目」の生産。
これまでに6人のオーナーを迎えている、とのこと。

なお5人目のオーナー(2001年に購入)によってフルレストアも受けており、画像から判断してもかなりの手がかけられてきたことも判断可能で、「かなり貴重な」個体だと言えそうです。

走行距離は85,500キロ、予想落札価格は最高で1300万円ほど。

VIA:Silverstoneauctions

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