| ランボルギーニ本社からも車両を提供 |
イギリスにて高級車ディーラーを展開するH.R.オーウェン。
ランボルギーニのほかマクラーレン、フェラーリ、ベントレー、ロールスロイス等の正規ディーラーを構えていますが、今回はそのうちランボルギーニの顧客を対象としたディナーイベントを開催し、その様子を公開しています。
なお、H.R.オーウェンの経営するランボルギーニ・ロンドンは2017年に「ベストディーラー」を獲得し、ロールスロイス・ロンドンは2018年に「グローバル・ディーラー」賞を獲得済み。
今回のイベントにはランボルギーニのレストア部門であるポロストリコが協力し、そのヘリテージコレクションから17台もの「過去モデル」を展示することとなっています。
「世界で最も走行距離が少ないミウラ」も
画像を見ると400GT、ミウラ、カウンタック、ムルシエラゴSV、ディアブロ、LM002、イスレロ、ガヤルド等の姿が見えますが、そのうちイエローのミウラはハンプトン・コート・プレイスで開催されたコンクール・デレガンスにて「ベスト1970年代カー」に輝いた個体とのこと。
なお、グリーンのミウラは「走行距離わずか2,092キロ」だとされ、おそらくは世界で最も低走行なミウラと言われているようですね。
もちろんイベントに参加するのは紳士淑女たち。
ディナー会場はこういった雰囲気で、かなりシュール。
招待された人数も少なく、上位顧客のみがもてなされたようですね。
スーパーカーブランドのマーケティングは「体験」にシフト
現在のスーパーカーはもはや「パフォーマンスを体感するために購入する」というよりも「ブランド品と同じ感覚にて、所有することを目的に買う」という人々がほとんどだと思われます。
つまりは購買層が根本的に変化してきているということになりますが、そういったパラダイムシフトに対応するために各スーパーカーメーカーともマーケティング手法を変化させており、ブランドとの接点を持つためのイベントや試みを多数開催。
ランボルギーニだと、ディーラー単位で行われる各種イベントに加え、「ランボルギーニが高級マンションを作ったら」というコンセプトの”ランボルギーニ・ラウンジ”もこれに該当するかと思います(日本にもオープンするらしい)。
【動画】これがモンタレーで開かれた「ランボルギーニ・ラウンジ」!VIP限定の豪華空間
さらには時々ランボルギーニ本社主導にて開催される「ランボルギーニ女子会」、 Lamborghini Female Advisory Board=FABもその一つだと言えそうですね。
ランボルギーニが公式で「女子会」開催!ブランディングも時代とともに変化している