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走行わずか127キロ、新車状態のランボルギーニ・アヴェンタドールSVが競売に登場!ボディカラーはディアブロ限定モデルと同じヴィオラ30、価格は5500万を超えて上昇中

2022/02/12

走行わずか127キロ、新車状態のランボルギーニ・アヴェンタドールSVが競売に登場!ボディカラーはディアブロ限定モデルと同じヴィオラ30、価格は5500万を超えて上昇中

| ランボルギーニ・アヴェンタドールは今後製造が難しい「自然吸気V12エンジンオンリーで走行するクルマ」だけに高い価値を維持しそう |

内外装のアクセントカラーは珍しい「ホワイト」

さて、かつてニュルブルクリンクで7分切りを達成したスーパーカー、ランボルギーニ・アヴェンタドールLP750−4SVが中古市場に登場。

走行わずか127kmという新車コンディション同様の個体が米中古車売買サイト、ブリング・ア・トレーラーに出品されており、もうじきオークションが終了しようかというところでおよそ5600万円ほどまで価格が上昇しています。

このアヴェンタドールLP7504SVは2016年にクーペ600台、ロードスター500台という限定台数にて発売されたクルマですが、その出力が標準の700馬力から750馬力へと増強されており、その多くはレブリミットを150回転引き上げたことによって達成されていますが、今考えると「当時だからこそできた」手法なのかもしれません。

なお、レブリミットについては、6.5リッターV12という大排気量マルチシリンダーエンジンであるにもかかわらず、8500RPMという高回転ぶりを誇ります。

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出力向上のみではなく軽量化も

そしてこのアヴェンタドールLP750-4SVでは大幅な軽量化が図られ、標準のアヴェンタドールLP700-4に比較し50kg軽くなっていて、パワーアップ+軽量化によって0−100キロ加速は2.8秒へと短縮され、まさにSV=スーパーヴェローチェ(イタリア語で”超速い”)という名にふさわしいパフォーマンスを獲得することに。

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このアヴェンタドールLP750-4SVについては、「新車並みコンディション」ということのほかにもう一つ特徴があり、それはボディカラーが「ヴィオラ30」ということ。

このヴィオラ30は1994年にランボルギーニの30周年記念車として発売されたディアブロSE30に採用されたパープルで、現代のランボルギーニにも「(高額な)オプションカラー」として選択が可能です。

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このヴィオラ30は(ディアブロSE30があまりに強烈なインパクトを持っていたこともあって)非常に高い人気を誇るボディカラーであり、今でも多くのオーナーがこのカラーを選ぶようですね。

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なお、このアヴェンタドールLP750-4SVのオーナーはカナダのランボルギーニ正規ディーラーの経営者だと紹介されており、この個体は同ディーラーから2018年に一度売りに出されたことも。

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ランボルギーニ・ディアブロSE30をイメージしたアヴェンタドールSVがモントリオールで販売中

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Cピラーに相当する位置の可動式エアインテーク、可動式リアスポイラーが廃止され、固定式へ(これによって車体上部がずいぶん軽くなっている)。

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リアウイングの角度は3段階に変更が可能です。

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エンジンフードはクリア仕様。

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運転席側ドアの前方上部には限定モデルであることを表すバッジ(ランボルギーニの限定モデルのバッジはだいたいこの位置に取り付けられている)。

「600台のうちの1台」ということを表していますが、このちょっと前の世代の限定モデルまではシリアルナンバーが打たれていて、しかし最近では「何台のうちの1台」といった感じに表記が改められています(シリアルナンバーを与えると、希望番号の取り合いになるからだと思う)。

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なお、テールパイプは変更されており・・・。

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どうやらランボルギーニの純正オプションが装着されているようですね。

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ホイールは「純白」ですが、カーボンセラミックブレーキなので(ダストが出ず)汚れる心配はなさそうです。

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今回売りに出されているアヴェンタドールLP750-4SVのインテリアはこうなっている

そしてこちらが今回売りに出されているアヴェンタドールSV750-4SVのインテリア。

ブラックレザーにブラックアルカンターラのアクセント、そしてホイールに合わせたのだと思われるホワイトのアクセントが入ります。

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インテリアの多くの部分は軽量化のためカーボンファイバーが使用されてレーシーな雰囲気に。

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ステアリングホイールの12時位置にはセンターマーク(当時としてはけっこう珍しい)、そしてメーターはアヴェンタドールLP750-4SV専用の表示を採用しています。

ちなみにこの「半円状のバーグラフ」はぼくにとってのあこがれで(ウラカンLP610-4には装備されていなかった)、そして現在所有しているウラカンEVO RWDにはこれが内蔵されているのですが、ドライブモードを「コルサ」に入れないとこの表示が現れず、しかしあまりにスパルタンなコルサモード(さすがに後輪駆動車でコルサモードに入れるのは恐ろしい・・・)の使用を恐れ、なかなかこのメーター表示を呼び出せずにいます。

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参照:Bring A Trailer

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