| まさかニュルブルクリンクに音量規制があるとは知らなかった |
おそらくはほとんどの現行ランボルギーニがこの規制値を超えることになると思われる
さて、自身の専用ガレージも建てて現在絶好調なスーパーカー系ユーチューバー、Shmee150氏。
少し前にランボルギーニ・ウラカンSTOが納車され、その後ラッピングなどのカスタムを行っていて、今回その車両をニュルブルクリンクへと持ち込んで走行することになるものの、そこでちょっとしたトラブルが発生し、なんとニュルブルクリンクを「出禁」になってしまいます。
いったいどういったことなのかを見てみましょう。
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ウラカンSTOは「モータースポーツ直系」のハードコアモデル
今回ニュルブルクリンクに持ち込んだウラカンにつき、外観こそカスタムしているものの、機能的には「完全ノーマル」。
このランボルギーニ・ウラカンSTOは、2014年にモータースポーツ界へとデビューし数々の勝利を量産してきたウラカンGT3やウラカンEVO、ワンメイクレースバージョンのウラカン・スーパートロフェオにインスパイアされた仕様を持ち、そのエアロパッケージはもちろん、足回りやブレーキシステムにも専用パーツが奢られます。※ブレーキは新型「CCM-R」で、これはこれは従来のカーボンセラミックブレーキ(CCB)に比較して高熱に耐えることができ、60%耐ストレス性が高く、25%ストッピングパワーが向上し、7%制動距離が短縮されている
搭載されるのは5.2リッターV10、その出力は640馬力というパワフルなクルマで、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速9.0秒、最高速度は310km/hというスペックを誇ります(ダウンフォース重視のためか、加速や最高速はウラカンEVOよりも抑え気味)。
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早速ニュルブルクリンクへ、しかしそこで問題が起きる
そしてShmee150氏は自走してニュルブルクリンクへと向かい、そしてツーリスト向けの時間帯に走行を開始します。
ただし1周を走行したところでニュルブルクリンクのスタッフに呼び止められ、「走行を許可できない」という通知を受けることになってしまい、その理由は「音が大きすぎるから」。
この動画にてはじめて知ったのですが、ニュルブルクリンクには「130デシベルまで」という騒音規制があるそうで、Shmee150氏の駆るウラカンSTOは130デシベルという既定値以上の音量を発しており、これが理由でニュルブルクリンクを走れなくなったもよう。
ちなみにウラカンSTOのドライブモードには「STO」「トロフェオ」があると説明されており、STOモードは比較的マイルドなモードという設定で、トロフェオモードよりは音が小さめとのこと。
Shmee150氏は1周目をSTOモードで走り、2周目をトロフェオモードにて走行することでその差を確かめようとしたものの、まさかの1周目で「アウト」となってしまったわけですね。
そうなるともうニュルブルクリンクを退去せざるをえず、目的を果たせないままニュルブルクリンクをあとにすることになりますが、純正エキゾーストシステムでもニュルブルクリンクの既定値を超えるとはさすがランボルギーニ。※出力がウラカンEVOと同じところを見ると、エキゾーストシステムはウラカンEVOと同じ”スーパースポーツ”かも
ちなみにウラカンEVO RWDでも2000回転ちょっとで100デシベルの音量を発生するので、ウラカンSTOの高回転時に130デシベル以上の音が出るというのは容易に理解でき、実際に(ニュルブルクリンクのスタッフによれば)純正であっても、ランボルギーニの騒音レベルは近年問題になっているもよう。※Shmee150氏もニュルブルクリンクに入る前に騒音レベルを心配している
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そしてShmee150氏はいったんニュルブルクリンクを去ったものの、同氏は有名な人物、そしてこのウラカンSTOは有名な個体だけあって、もう二度とこのウラカンSTOでニュルブルクリンクを走ることができないと考えて良さそうですね(まさか音量を小さくするチューンを施すとも思えない)。
ちなみに腕時計はオメガとスウォッチとのコラボモデル「ムーンスウォッチ」(これまではロレックス・デイトナの現行モデル、ホワイトダイヤルを身に着けていることが多かった)。
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