| 今までとは異なる路線なるもその独特の世界観は健在 |
現時点で最高レベルのミニカーカスタムスキルを持つユーチューバー
さて、いつも素晴らしいミニカーのカスタムを自身のYoutubeチャンネルに公開してくれるジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクト。
数々のカスタムビルダーが存在するものの、その中でもアイデアや技術などはトップクラスにあると考えていますが、今回はその独創性を発揮して「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700 スーパースピード・オフローダーなる作品を披露しています。
ベースとなるのはこちらのホットウィールで、これを切った張ったしつつスーパーオフローダーへと仕立てており、さらにはステアリングラックやサスペンションを自作することで「可動式」としています。
まずはランボルギーニ・アヴェンタドールのボディやシャシーの加工から
そしてジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクトはさっそくこのアヴェンタドールの加工に入り、まずはボディとシャシーとのカシメを外し、ボディに剥離剤を塗布してペイントを除去。
市販のオフロードタイヤやホイールを組み合わせてみて、どうボディをカットするかを決定します。
その後は巨大なタイヤを収め、リフトアップしたサスペンションを収めるためにホイールアーチを大きくカット。
ステアリングラックやサスペンションも自作
そしてここからがジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクトの腕の見せ所となり、市販のバイプやシャフトを使用し、これをカットしたり曲げたり潰したり広げたりしたパーツを組み合わせ・・・。
ナックルやタイロッド、ステアリングラックをフルスクラッチで作ります。
こちらはサスアーム。
パイプをカットして両端を潰して平らに加工したうえ、そこにドリルで穴を開けてリンクを設けます。
デフやドライブシャフトも自作します。
フロントにはタイロッドを加えて左右のタイヤ / ホイールが連動して動くように。
更にはサスペンションも組み込みます。
スキッドガードや前後メンバー(プラ棒を曲げて自作)も。
リアのエンジンベイとエンジンも自作。
一旦ボディと組み合わせてバランスを確認。
この時点でもう素晴らしい作品となりそうな雰囲気ですね。
ボディのディティールアップにも抜かりはない
ここからボディのカスタムですが、ドアを開閉式とするために糸ノコでドアをカット。
もちろん開閉のためのヒンジも自作です。
外骨格もプラ棒にて作成。
自作したエンジンもビルトイン。
その後はサフェーサーを吹いて・・・。
着色した後にディティールを書き込みます。
なお、ドアミラーはプラスチックのブロックからの削り出し。
アヴェンタドール LP700 スーパースピード・オフローダーが完成したらこうなった
そしてこちらがランボルギーニ・アヴェンタドールLP700 スーパースピード・オフローダーが完成した状態。
文字通りとんでもなく速そうなオフローダーですね。
リアウイングは自作ですがラックはサードパーティー製のカスタムパーツです。
ラックに載せているツールボックスやジェリカンは自作品。
こちらはドアを閉じた状態。
ドアを開くとこう。
エキゾーストシステムの焼け色再現や内装(バケットシートが装着される)の仕上げなど細部に至るまでしっかり作り込まれ、素晴らしいカスタムカーの出来上がりです。
ホットウィール製ランボルギーニ・アヴェンタドールをスーパーオフローダーへと仕立て上げる動画はこちら
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